ドロドロの沼にハマった。ドロドロ系ってって人間の増悪や汚さをこれでもかってぐらいぶちまけるくせに何も回収しないまま終わる、もしくは、人間だもの仕方ない、みたいな浅いまとめ方をする印象だったのだが、この作品は最後まで見応えがあった。韓国でかなりの高視聴率を確保した人気の作品だっただけある。
個人的に印象的だったのは友人夫婦だ。再構築の過程を丁寧に描いていたからこそ友人夫婦の最後の選択が際立っていた。
あと、クソ夫を、一瞬まだ救い甲斐のあるやつとして描きつつも結局は最後にクソだとする脚本に感謝。(人間だもの仕方ない理論を封印出来てる)
ただ、何でやねん(ラストではない)と突っ込みたいところもいくつかあり、評価を持ち上げすぎたくはない笑
登場人物全員がいい意味で主体性あり過ぎるため物語の動きが大きく、俳優陣の演技が素晴らしいので、エンタメとして最高ということです。
やっぱり恋愛やその倫理観は人によって考え方は様々なのでドラマを観た人とあーだこーだ一緒に語り合いたい。
