にゃん

探偵・由利麟太郎のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

探偵・由利麟太郎(2020年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

探偵の観察眼、見えない足跡を辿る姿がカッコ良かった。
全5話であったが、12話くらいやってほしい面白さと理解しやすさとスピード感であった。

ミステリー作家役の志尊くんも可愛い。


ストーリー↓

由利麟太郎(吉川晃司)は、元捜査一課長の経歴を持つ名探偵。頭脳明晰(めいせき)で「警視庁にその人あり」と言われるほど優秀な人物だったが、ある事件をきっかけに退職。現在では、学生時代を過ごした京都に住まいを移し、骨董品屋を営む波田聡美(どんぐり)が家主となる部屋を拠点にしている。また、由利を「先生」と呼んで慕うミステリー作家志望の三津木俊助(志尊淳)を助手に従え、犯罪心理学者として活躍する一方、警察からの依頼を受け事件の捜査を手伝っている。


1
“花髑髏”と名乗る人物メールが届く事件。血が滴る冷凍庫には、遺伝子研究者として知られる日下瑛造(中村育二)の養女・日下瑠璃子(新川優愛)が血を流した状態で閉じ込められていた。しかしこれは自作自演。全ての犯人は彼女であり、後に見つかる日下の胸に短刀を突き立てられた遺体は瑠璃子の仕業であり、日下の部屋に飾られていたドクロは瑠璃子の実の父親のものであった。それを知った瑠璃子の復讐心がこの事件のトリガーになっていた。日下瑛造の養子だと思っていたもう1人の12歳男子は実は瑛造が無理矢理瑠璃子を孕ませた時の子供であり、瑛造はその子供を自分の実験道具として扱っていた。瑠璃子はそんな子供を守る為に事を実行したのであった。

3
仮装パーティーで、モデルの名越優美(村川絵梨)は、ピエロから貰った香水の美しい小瓶を同じモデル仲間の白川珠喜(島居香奈)に取り上げられてしまう。しかしその中身は経皮毒であった。帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。が、彼がこの事件の犯人で実は優美を狙っての犯行だったのだが、珠喜が代わりに香水を浴びた事で連続殺人に見せかけなくてはならなくなり、逃げる彼を目撃した川瀬文乃(阿部純子)も自宅の加湿器に経皮毒を混ぜて殺害。肝心の妻への犯行はあと一歩のところで由利らが到着し防ぐことが出来たのであった。

4,5
オペラ界のスターでソプラノ歌手の原さくら(高岡早紀)は、次の公演先の大阪でコントラバスのケースに入った状態で亡くなって発見された。犯人はマネージャーの土屋恭蔵(鈴木一真)だったが、同時にさくらの夫・聡一郎(大鶴義丹)の命も狙っていた。
オペラ歌手の男性を自分の息子だと空想し現実との境目が分からなくなったさくらが男に自分の息子だと告げた事で激しく拒絶され傷ついたさくら。ボロボロになったさくらの姿をみた土屋は喉頭癌が再発した為自分の命も長くなく、先生を綺麗なままで終わらせてあげたいと思い、砂袋で撲殺したのであった。コントラバスの箱に入る下りは、以前さくら先生と話したときの先生の案であった。
夫の聡一郎を殺そうとした動機は妻の苦しみを顧みずに、劇団の女に手を出しまくる姿に怒った為であった。
その怨みが果たされないまま逮捕された土屋であったが、その後のシーンで、歩道橋を登ると目の前にさくらの姿があり驚いた聡一郎が階段から足を滑らせ転落死。結果、さくらの怨念であったのか、聡一郎もあの世のものとなったのであった。