ぬこを

黒い十人の女のぬこをのレビュー・感想・評価

黒い十人の女(2016年製作のドラマ)
5.0
こんなに面白い不倫ドラマ初めて出会った。
バカリズムという脚本家の凄さにまた直面。昔の映画をバカリズムが現代に脚色。テレビ局(の主にドラマ班)を舞台にした10股コメディでめっちゃおもしろい。
十人の女性が回を重ねるごとに明かされていき、登場人物の交差、関係ないところで繋がっていく演出、トゲのある台詞も、不倫という弱みを前にすれば喜劇。
カフェラテぶっかけ、劇団搾り汁、ニャンチュウのパロディ、「お前が言うなよ!!」、カフェ店員からの目線、個性豊かな十人の女性とお気楽な不倫男(テレビ局ドラマプロデューサー)船越英一郎。船越英一郎が絶妙にダサかっこつけな演技をしている。
「淡い三人の男」の初回視聴率4.6%(平均2.4%)の衝撃的低視聴率クソワロタ。①俳優が制作の愚痴👉②制作が俳優の愚痴👉③脚本のせいにする👉④テコ入れ(ラーメン、蟹、高齢者の好きな幕末を入れる)⑤俳優がバラエティ稼働の連鎖クソワロタ。
「初回はドラマ全部録画して2話見るか決めるんだよね」の台詞がまんまワシ。
バカリズムドラマだけあって、不倫女たち、本妻もとにかく口が達者でズバズバ核心をつく台詞言っていくし、心の中だけに秘めたツッコミも冴えてるし、声だして笑う。
みんな良いけどとくに水野美紀最高すぎた。売れない女優らしい拗らせ具合で、ツッコミ待ちとしか思えないB級舞台芝居、演技論、男女論を語りだすとこ好きすぎる。しかもずっとやたら声がでかい。
最終回のどんでん返し、「えっまじかよ」てなる余韻を持つ終わり方もバカリズムらしい。
「架空OL日記」が好きな人にはこれ絶対おすすめしようと思う!まじで最高!