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リモートドラマ Livingのkuraのネタバレレビュー・内容・結末

リモートドラマ Living(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

Living=生活、暮らし、生きている

坂元裕二(脚本)×リモートワーク制作

鬼才小説家が想像の中で紡ぎ出す奇想天外な秘密を抱えた4つの家族の物語。
(15分×4本のオムニバス形式で描くスペシャルファンタジードラマ)

作家(阿部サダヲ)×ドングリ(壇蜜)

#1『ネアンデルタール』
広瀬アリス×広瀬すず

#2『国境』
永山瑛太×永山絢斗

"人は人を好きになることができる”

#3『おでんとビール』
中尾明慶×仲里依紗

"ワッパドデンタンバンブンテン”

#4『敬遠』
青木崇高×優香

"勝負したいよな。勝負するために練習してきたんだ”

※ドングリのキャラデザインは、アニメーションスタジオ「TONKO HOUSE」


正直なところ、面白いのか、面白くないのかよく分からない独特なストーリーですが、坂元裕二脚本ならではのセリフ回しは健在で、ついつい見てしまう世界観と心に残る言葉。
(一見シュールですがメッセージ性は強い)

なにより、このキャスト(実際の姉妹、兄弟、夫婦の起用)が揃う事、掛け合いはそうそう見ることができないと思うので、そういう意味ではかなり貴重なドラマですね。

"地球にいいこと何ひとつなさってない。
なんでもかんでも食べっ放し、壊しっ放し、汚しっ放し。動物も植物もみんなそう思ってる。
あーあ、地球を支配しているのが人間じゃなくってドングリだったら、どーんなに過ごしやすかったろうって”

"じゃあ、教えてもらえますか?なんでしょう、人間の長所って“

"もうお分かりのはずです、人類はこの世の嫌われ者だってことに“

"日曜日に買い物に出かけて、なんでこんなに混んでるんだ!って怒っちゃう。あんたもその一人だよ“

"思い出すんです。未来はいつも思い出の中にあります。未来は過去と共にあって切り離す事なんてできないんです”

"これから我々がどこに行くべきなのか教えてくれないか。頼む、人間の進むべき未来ってやつを見せてくれ”

時代は変わってもコロッケは変わらず美味しそうでひと安心
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