暗黒街戦士中年

オルタード・カーボン シーズン2の暗黒街戦士中年のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

肉体交換サイバーパンクの続編。
前作では普通の鍛えた身体メインに活動していたタケシ・コヴァッチが軍用人造ボディでオラつきまくる期待通りの展開。自分の顔と筋肉が戦うためにデザインされたという熱すぎる設定、アンソニーマッキーが羨まし過ぎる。物凄い筋肉は説得力十分。仲良しヤクザの臭いやりとりとか下手糞な日本語も「味」だから気にすんな

原作3部作のうちブロークン・エンジェルを元に最終作ウォークン・フュアリーズの最高のネタの1つだった「過去に違法にコピーされていた若い頃の自分の人格」との対決は心躍るけど、若タケシに原作ほどのイキリはなく物足りない印象。200年経ってもそんな世の中変わってない感じなのは作品への愛で疑問すら感じない。人間みんなソフト化できる世の中はこれ以上発達しないくらい極限文明なのかもしれない。

ドラマ独自のエンディングは原作よりビターじゃなく、まだ終わらない感じでいい。なんとなく続編なさそうで悲しいけど。

悪い点をあげるなら、ヒロイン周りのややこしさは微妙。原作3人分+αの設定を1人にまとめたせいで属性盛り過ぎ。
火星人の設定も超技術だからと言って都合が良過ぎる。
オリジナルタケシを演った超美形ウィルユンリーがなんか老け過ぎてる気がするのもつらい。
トレップのLGBT設定は原作になかった気がするけどこれもポリコレ配慮なのか?もしそうならキャラの性嗜癖まで「正しく」するのはやめてほしかった。
金はかかってるはずだけどなんか背景の豪華さが薄いシーンがあり、エピソード数も減ったのは残念。やっぱ前作は凄い。
最後にタケシ、エンヴォイで身につけた特殊能力の発揮どころが少ない。もっと無双しまくってほしい。

でもこの世界観をアホみたいに金かけて映像化しただけで満足。
仮想現実の表現も二作続けてヤバかったし、NetflixはもっとSF小説(順列都市とかニューロマンサーとか)を映像化しまくってくれ