同期に勧められて、1話見るごとに感想ぶつけ合い笑、ひとりじゃ見えなかったものまで見れた作品。
12話あたりで、えぐい事実を知ったガンテが、たった1人で死ぬほど辛い思いしてまで、ムニョンのために乗り越えたのに、ムニョンがそれを知ったときに「偽善者」って言い放ったのが、私は本当に悲しかった。
どうしてムニョンは「ガンテは辛くなかったのかな？」とか、そこに辿り着くまでのガンテの気持ちを尊重しないんだろ……って同期に言ったら「愛されたことがないから、信じられないんだよ」って返されて。あー、そういうことか、と、すごく腹落ちした。
確かに「愛を信じる」って、世界で1番難しいことかもしれない。ムニョンたちとかたちは違えど、自分も日々その難しさに翻弄されているなと、痛感した。
という気付きを同期から与えてもらっていたからこそ、15話の寝顔の絵で泣くムニョンを見て、今、サンテの絵のおかげで、ムニョンはやっとガンテの愛情をられたんだなと思うとくそ泣けた。ムニョンは愛を信じられないから、ガンテとふたりだけじゃ成立しない。サンテの存在があってはじめて、ムニョンはガンテに愛されていると信じることができて、一緒に生きていく決断ができた。「誰が欠けても成り立たない関係」の描き方が素晴らしかった！
