評判通りの良い作品でした!
あらすじは簡単に書けるようなものではないので省略。
いわゆる一般社会ではとても適応できない激しさをもつ美しすぎる絵本作家コ・ムニョン(♀)、保護施設の保護士ムン・ガンテ、ガンテのお兄ちゃんでアスペルガー症候群のサンテ、この3人を軸にすすむおはなし。
この3人には抗うことのできない深すぎる因縁が。
いろんなことに我慢できないコ・ムニョンとすべてにおいて我慢ばかりのガンテ。
常に物事の真髄をさりげなくズバリとついてくるサンテ。
脇役もまた、一人一人個性があり、心根が大人で愛に溢れている人ばかり。
毎回毎回ジェットコースターのように感情の起伏が上がったり下がったり、伏線も多く、予測不能まさに気持ちが振り回される作品。
サントラ、カメラワーク、ロケ地、オープニングも凝りに凝っていました!
劇中の絵本、本物があったら良いのにな。
空気を読んだり、機嫌をとったり、騙したり、からかったり、あまのじゃくになったり、皮肉や嫌味を言ったり、人をバカにしたり、見栄を張ったり、誰かに合わせたり、嫌なことを嫌と言えなかったり、好きなことを好きと言えなかったり、人を試してみたり、比べてみたり、そんな誰でもやってること、みんながやめたら世界が変わるかも、なんて思ったりしました。
無理だけど。