ツースケ

おかえりモネのツースケのレビュー・感想・評価

おかえりモネ(2021年製作のドラマ)
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人生初めて1話からちゃんと見た朝ドラ。
社会人になって、このストーリーの良さが凄く伝わってくる。自分がやりたい事、興味を持ったものが一つ一つ繋がって行くんだけど、簡単に上手く行くのではなく、やはり挫折したり、遠回りしたり、努力したりとそういう部分も描いている。

また、登場人物達が抱える痛みに対しても、決して全て解決し、無くなるわけでは無いが、仕方がないと割り切ってる部分がより印象に残った。そして、最後本作のタイトルを回収したり、最初は根暗そうに見えた妹の痛みを知って、今までの行動に説得力を増したりと最後の最後まで楽しめられて、洒落た脚本だったと感じた。
仕事に対する考え方や興味のあるものに対しての学びの姿勢、人それぞれ痛みを抱えて生きている状況など、僕は作品を通し多くの刺激を得られて満足。