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アメリカン・ホラー・ストーリー:カルトのMのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Netflixに配信が来たので一挙見しました。
「男は地位を、女は血を」

トランプ大統領誕生。ショックで悲鳴をあげる主婦と歓喜し興奮する若者の男。相反する男女のいく末に目が離せない。

シーズン毎に話が変わるアメホラの第7の物語。いつの時代も政治の裏にはカルトが暗躍しているのかも。集団自殺の緊張感に痺れた。

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いつも通りのクオリティでヴァイオレンスなオープニング。トランプ大統領のポピュラーな被り物がホラー…!

今までのシリーズの比べるとサスペンス要素が強い印象で、アメリカ大統領選挙選のその年の国民が感じる不安や、恐怖をAHSが恐怖ドラマ化させた。って感じです。
"カルト集団"に巻き込まれていく登場人物達がめちゃくちゃ怖いです。

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社会的思想、LGBT、移民問題、人種差別主義、スマイルフェイスのペイント、トランプ政権、ピエロ恐怖症、不穏な水玉模様、強い信仰心、男尊女卑

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登場人物
主人公・心理的恐怖を感じているアリー。
同棲しているレストランを営むレズビアンのアイビー。
2人の子供の男の子オズ。
オズの子守担当のウィンター。

カルト集団を率いる青髪の若者カイ。

不気味な隣の夫婦。
(ニコールキッドマン副会長w)

アリーのカウンセラーのヴィンセント医師

前半はやや退屈なのでこの評価です。中盤から真実が明るみになりますが予想がつく話でした。
歴史に名を残した「ゾディアック事件」男性差別主義の「スカム 」などを取り入れジェンダー論で争う事になる。

【ネタバレ】
アメリカン大統領選挙戦の直前、
引きこもりのオルタナ右翼と煽られたカイは、女性を平手打ちする。

裁判所からの指示でカイはセラピストを受ける。

その相手はビービー。男性根絶協会(SCUM)の元メンバー。理念の為にカイを利用し政治に興味を持たせる。
(カルト結成後、あっさりアリーに殺される。)

アリーの妻アイビー、
実はカルトの一因でアリーを苦しめていた。動機は育児に嫉妬していた事と政治的思想からの摩擦。
カルトに入ったアリーに毒殺され死亡。

ベビーシッターのウィンター、
カイの妹だったがカルトメンバーを殺す。裏切りがバレカイに絞殺される。

カウンセラーのヴィンセント医師、カイの兄だったがカイに疑われ刺殺される。

アリーの子供オズ、精子バンクでの提供主がカイだと思われたがDNA鑑定の結果違った。

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カイ、市議会でインターネット統制法を提案。文化の腐敗から市民を守るという名目で市内専用のネットワークを構築して市民のアクセスに規制をかけようとする。後に反感を食うことになる。

アリー、カルトに入る。

カイ、薬のせいで幻覚を見るようになる。チャールズ・マンソンの幻影に翻弄されながらもカルトを率いる。

「妊婦1000人、惨殺の夜」という名の殺人計画を立てる。

(後に妊婦100人殺害計画から
妊婦1000人殺害計画に変更…)

アリー、FBIに密告。
ビバリーを助ける。

カイ、FBIに捕まり刑務所に入る、
刑務所内でもカルトを作る。

アリー、選挙に出馬するが刑務所から脱走したカイに襲撃される。

カイ、刑務所職員から拳銃を渡される。だが弾は入っておらず、カイの陰謀は失敗する。
(カイに拳銃を渡していた刑務所職員はアリーに説得されていたのだった)

ビバリー、後ろからカイを撃ち殺す。

アリー、選挙で当選。

夜、オズを寝かしつけ集会に出かける準備をするアリー。
男性根絶教会の「スカム 」によくにたロープを着る。

END
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やばいシーン メモ

1話のスーパーに現れるピエロ達
空のコンドームに〇〇して移民に投げつけるカイ
電子レンジに〇〇入れて爆発
棺桶恐怖症の女性とその恋人が生きたまま棺桶に入れられ死亡場面
家の庭の芝生に大量の鳥の死骸
嫌がらせのセクハラ広告と不法侵入じじい
ジムのシャワー室で〇〇するカイ
洗脳された男が自分の左手を切断する
屋根裏にボディフィッシングされた太った男がそのまま死ぬ
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