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新・必殺仕置人の62355cinema5のレビュー・感想・評価

新・必殺仕置人(1977年製作のドラマ)
4.9

98点

必殺シリーズ 第10作目、主水シリーズ 第5弾📺

本作の目玉は「必殺仕置人」で念仏の鉄を演じた山崎努御大の再登板👤
それまで同じ役を二度演じることはないと言われた山崎御大の再登場に当時胸を躍らせたものです...それだけでも評価は余裕で90点超え↗️

本作の新機軸は、江戸の殺し屋たちが「寅の会」という組織により一元管理されていること👍
元締めはズバリ ‘寅’ 、演じるは元阪神タイガースの藤村富美男氏⚾️
表向きは句会だが、挙句でターゲットになる人物を読み上げて、殺し屋たちが競り落としていくという設定は斬新でした👍

さて、ストーリーはその「寅の会」で「八丁の〜 掘りに 中村主水かな〜♪」と挙句が読まれたことから、句会に出席していた鉄が主水を助けようとして両者が再会、再び主水が裏稼業へと足を踏み入れて行くというのが初回の展開⚔️

鉄の骨外しは健在、肋骨のみならず喉の骨を鮮やかに砕く時もありました💀
また、仕置シーンのさらなる見どころは、鋳掛屋の巳代松が操る火縄の竹鉄砲...技術的な問題でわずか2間(約3.6m)しか弾が飛ばないというのが緊張感を加えていました💥🔫第9話の「悪縁無用」では5連射モードで仕置を執行し鮮やかな弾道を披露(なおその後は弾道描写なしでの仕置きになっています...少々残念)🤗

サブタイトルのフォーマットは「◯◯無用」と漢字に文字が入るもの📺

ここでおススメエピソードをいくつか...🤗

第1話 問答無用
正に‘問答無用’で見るべし、主水と鉄の新たな仕置人チームの結成、巳代松、掏摸のおてい、正八も仲間に加わる、正八は次作の「必殺商売人」にも登板、主水が仕置きするのは岸田森氏...ラストの一騎打ちは見ものです⚔️💥

第7話 貸借無用
ヤクザの親分と結託して悪事を働く同僚の役人を主水が仕置きする...主水が披露する殺陣のやり取りが爽快、また敵地に乗り込んでいく鉄の登場の仕方が結構笑いのツボです😄

第8話 裏切無用
裏切りの嫌疑をかけられた主水が絶体絶命のピンチに‼️🤭また鉄の怪人ぶりが光る仕置きも見どころ...かなり好きなエピソードです👍

第9話 悪縁無用
上記に挙げたように巳代松の連写モードが飛び出す仕置きシーンが見どころ、なお巳代松は後の「助人無用(嵐寛寿郎がゲスト)」ではサイレンサーモードに挑戦していてなかなかの研究熱心🔫

第14話 男狩無用
エロいエピソードが好みの方はこちらをどうぞ、観れば分かります😍

第19話 元締無用
鉄が苦戦して仕置きを敢行する回、リアルタイムで見たとき手に汗を握ってしまいました💦

第23話 訴訟無用
雨の中で竹鉄砲を炸裂させる巳代松、雷雨の中で一騎打ちを演じる主水の仕置きが光る回⚔️💥

第28話 妖刀無用
大木実演じる首斬り左母次郎(さもじろう)と一騎打ちを演じる主水の華麗な殺陣が痺れます、左母次郎の最期を見届ける主水の表情が秀逸、でも左母次郎の刀がポヨヨ〜ンと曲がってしまうハプニングが興ざめ😓

第30話 夢想無用
火野正平演じる‘正八’が主役の回、何と正八が仕置きに挑戦することに...
頑張れ!正八🤗

第37話 生命無用
珍しく主水がピンチに陥りながら仕置きをする回、敵は2度目の登板となる天津敏、主水の捨てセリフが決まっています🗣

第40話 愛情無用
寅の会の番人・死神にスポットライトが当たったエピソード、クライマックスの仕置きシーンは主水、鉄、巳代松の見事な連携プレーです⚔️🔫💀

第41話 解散無用
タイトル通り解散に追い込まれる鉄グループの仕置人、必殺史上最も完成度の高いクライマックスシーンが見どころ、佐藤慶や清水紘治と敵役も渋すぎる、そして壮絶な結末が貴方を待っています🤭

シリーズのベスト3に入ると勝手に思っている本作、他にも見どころとなるエピソードのてんこ盛りです🤗機会があれば是非ともご覧になってください📺
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