ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルーのドラマ情報・感想・評価(ネタバレなし)

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「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」に投稿された感想・評価

Muda

Mudaの感想・評価

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ESR

ESRの感想・評価

4.7
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統合失調症の兄とその双子の弟ドミニクの二役のマーク・ラファロは、それぞれの役に合わせた体作りもさることながら、その演じ分け(もはやそういう次元ではない)が見事で、エミー賞受賞も納得。
(そういえばポール・ラッドも『僕と生きる人生』でクローンとの一人二役を演じていた)

それこそホラーでもここまでのことは起きないだろうというくらい不幸が降りかかり、ドミニクでなくとも自分の家系は呪われていると言いたくなる。ただその一つひとつを分解していくと「ああそういうことあるなあ」と思うものばかり。
個々の出来事によるダメージも相当なものだが、とにかく負荷がかかりすぎてキャパオーバーになり、現状を改善していく(好転させる)ために割けるリソースがないというのが何よりも辛い。
その中で、数少ない力になってくれる人の存在を足掛かりに、兄を支え、人生を模索していく。

祖父の自伝がこのドラマのキーになっているが、自分は現在と、一見関係のないように見える(若しくは時代の異なる)過去が繋がっていく話が好きなのかもしれない。ぱっと思いついたドイルの『緋色の研究』は完全に二部に分かれているので少し異なるかもしれないが。

1話の時点で先を観るのをためらってしまいそうになるほどしんどいが、全6話中の第4話のタイトルが「どん底」(原題は「Episode4」)。
覚悟は必要だが観る価値のある傑作。
最高のドラマだった
pi

piの感想・評価

3.0
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マーク・ラファロが双子を一人二役。ミニシリーズだったから最後まで観れたものの、最終話の後半以外はひたすらきつい出来事の連続で暗い気分になる。
第1話。
統合失調症の兄を持つ双子の弟、ガンで余命僅かの母、祖父の遺したイタリア語の自伝…家族の宿怨を描く『ブルー・バレンタイン』デレク・シアンフランス監督の演出密度。1人2役のマーク・ラファロが壮絶。たった1話60分でこちらが息切れするほど。

これ、アリ・アスターが演出したら『ヘレディタリー』になるんじゃないか…(メンタルヘルス×家庭不和ホラー)。何が書いてあるかわからないイタリア語の自伝に、悪魔復活よりも怖ろしい秘密が隠されているのではと冷や汗。

久しぶりにジュリエット・ルイスを見た。イタリア語の翻訳を請け負う学者役。歳を取って、エキセントリックで自由奔放な個性は図々しいオバチャンになっていた(かなり笑える)。いい。

第2話。
デレク・シアンフランスの作品は『ブルー・バレンタイン』もそうだったが、主人公と全く同じ体験をしていなくても、必ず心のヒダのどこかに引っかかる。TVシリーズでしか出来ない時間のかけ方で、1シークエンスがいちいち長く、強い。

ここ数年、アメリカの映画やTVにおいてメンタルヘルスは人権問題と同等以上に重大なテーマ。これをホラーに振り切ったのが『ヘレディタリー』や『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』だった。『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』はドラマだが、「これは呪いだ」と台詞にしている。

家族だけでは支えきれない。自分も同じ状態になるかも知れない。僕のこれまでの人生にあった事と、これから起こるかもしれない事に想いを馳せた。
昔、同じような境遇の人と話した時に「これは家族にしかわからないんですよね。他の人には伝わらないんです」と言われた事を思い出した。

第3話。
壮絶で夢にまで見てしまった。自分の人生を呪う主人公はイモージェン・プーツ扮する恋人を冷酷なまでに無視し続ける。人生に宿命を見出だすシアンフランス演出によって、日常は物語世界のような厳かな奥行きを得ていく。マーク・ラファロは最高作だろう。

『ブルー・バレンタイン』同様、ここでも主人公と妻が出会った若き日の事がフラッシュバックで描かれる。僕は過去や、これまでの人生を振り返ったりはしない性格だが、宿命付けられた物語によって如何に過去が不可分か思い知らされる。

第4話。
とても他人事とは思えない話だから、見るのは覚悟がいる(でもすごく好き)。女優陣がいい。悲痛なイモージェン・プーツ、キャスリン・ハーン。ソーシャルワーカー役は誰かと思えばロージー・オドネル、味のある中年になっていた。

第5話。
第1話から仄めかされてきた祖父の自伝の正体がいよいよ明らかになり始める。血族の呪われたルーツへとシフトしていく演出の厳かな迫力。これまで何度も「呪い」という言葉が出てきたが、ほとんどホラー映画の様相。

完走。
個人的に距離を取れず辛い部分もあったが、エンドクレジットでシアンフランスとラファロが各々の家族に献辞を捧げている事から、彼らも個人史を通じてこの神話的厳かさを持ったナラティヴを獲得した事がわかる。本作も自由意思についての物語であり、自ら選択した先に少しだけ真実がある。
SGR

SGRの感想・評価

4.0
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『ブルーバレンタイン』ほかでお馴染みデレク・シアンフランスの極上ヒューマンドラマはTVシリーズに向いている。過去の回想シーンが時代も人種も全く違う人の話なのに、なぜか自分の過去を観ている様に錯覚してしまい、いつの間にか一緒に過去をエグられる。これが演出力というやつか。。

マーク・ラファロが1人2役やってて凄い!とか全く思わない。本当に別々の人生を生きてるキャラクターにしか見えない。青年期の役者さんも、子役も良かった。
marev

marevの感想・評価

4.0
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スタチャンex。

母は死にそう、統合失調症の双子の兄がちょくちょく問題を起こし、子供は亡くし、妻とも離婚。
不幸イベントが続いて怒りまくり、セラピーもあまり効果なし。
全部背負いこむタイプで交通事故翌日に屋根から落ちるとか、どんだけ。

結局1人になったせいか、真実を知ったおかげか、やっと落ち着いた感じ。

いろんな意味で重い。
ふらぴこ

ふらぴこの感想・評価

4.3
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マーク・ラファロが双子を一人で演じて…というネットニュースは読んだものの、そのまますっかり忘れてて、やっと見始めたら、あまりの不幸の連続にかなりキツいな…と思いつつも話の面白さに惹かれて、全6話あっという間だった。。

最後に希望が見えたので本当に良かった…。
m

mの感想・評価

4.0
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マークラファロのエミー賞受賞作。監督のファンなので視聴。
これでもかってくらいの不幸続きが苦しくて途中で止まってたけど時間かかってようやく完走。自分だったらあんなにトーマスに寄り添える自信ない…。最後に希望が見えてよかった。
ばるでむ

ばるでむの感想・評価

4.5
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1話1話、どれも内容が重く辛い。
しかし最後まで観る価値がある。
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