ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルーのドラマ情報・感想・評価 - 4ページ目

「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」に投稿された感想・評価

GANO

GANOの感想・評価

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完走。非常に辛く重く、良いドラマでした。人を許すことは、自分も許すことも含まれる。外側に答えを求めるのは簡単だが、まず内側から始めなきゃいけない。それが辛く長く唯一の道か
wacky

wackyの感想・評価

3.0
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デレク・シアンフランスは何故もこう家族に拘った重いテーマばかり物語り続けるのか。双子やけど見た目が異なる2役のマーク・ラファロは違和感なくて流石の素晴らしさ

ドラマというフォーマットで創作する背景が分かる素晴らしいインタビュー。最後の献辞も聞いてくれてて、よりこの作品の理解が深まる。
「僕のイマジネーションが向かう先はカタルシスなんだ」デレク・シアンフランス監督インタビュー|スターチャンネル #note https://t.co/vazQh2N11O
ばく

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4.2
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長いし暗いしあまり人には勧められないけれど、観て良かった!他の方がレビューしているように最終話のラスト20分に報われる。
完璧な人はこの世に存在しないし、時には間違った選択もする。これまでの人生、不幸続きで間違った選択ばかりしてきた主人公が"自分が間違っていた"ときちんと認めて更なる選択をしていく。

私の仕事柄、主人公に「ちゃんと医者とソーシャルワーカーの言う事聞けよ!」ってイライラした笑
前作『光をくれた人』はエデンの園のアダムとイヴを描いたデレク・シアンフランスは、今作『ある家族の肖像/I Know This Much Is True』でカインとアベルを描く。

年越しを跨いで生まれた一卵性双生児の兄弟を一人二役で演じ切る、プロデュースも務めたマーク・ラファロの演技が先ずは圧倒的だ。減量して弟のパートを、増量して兄のパートを分けて撮影。妄念すれすれの執念と、また演技者としての技術の途方もない高さが可能にした偉業。それを35mmフィルムの憂いを帯びた6時間の映像に刻んだデレク・シアンフランスもまた執念を感じさせる偉業を成し遂げた。

最終話のエンド・クレジットで明らかになるその執念の源泉。喪失から立ち直るためのセラピーとしての創作。古代から悲劇は、ドラマは、いやすべてのアートはそうやって生まれてきたのだろう。
モカ

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3.5
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正直、前評判ほどではないかなあ、という印象。
虐待した継父はもちろんだけど、彼に呪いをかけたのは実はほぼお母さんだということは、
たぶん本人も周りも最後まで気付いてないのかな。
そこまでしっかり描いてほしかった。

今回はドミニクと私自分の立場が重なるところが多すぎて、
(いつも以上に)客観的に見れないレビューになりそう。


ドラマはとにかく重苦しい雰囲気がずーっとつきまとう。
80年代のアメリカの田舎での、精神障害者の扱いってあんな感じなんだろうか。

とは言え、ドミニクは家族以外の人にはかなり恵まれてる。
(表面的には)差別的な見方をしてくる人がほとんどいないし、リサ(ソーシャルワーカー?)やDr.パテルの役割がこの頃にすでにあったのは
同じ時代で苦しみぬいた日本人家族の私としては信じ難かった。

デッサもトーマスにとても好意的で(レイにまで!)
あんな素晴らしい妻を手放したドミニクは本当にどうかしている。

さて、そんな恵まれてることに気付かずに、40もとうに超えてるのに、
自ら人を遠ざけて、自分のやってきた行いを振り返ることもせず、
悪魔的呪いを信じてしまうくらい血縁や家族のせいにするドミニク、
かっこ悪いし個人的には好かないなあと。


冒頭に書いた『呪い』は、障害者を家族に持つ人が自らかけてしまっている制約でもある。

本当なら、兄弟姉妹の介護なんて投げ出してしまっていいんだけど、
きょうだい独特の義務感とお母さんがかけてしまった「トーマスをお願い」の言葉のお陰で抜け出せないドミニク。

ただ、自分の人生を生きてこれなかった人が、
いざ自分の人生を見つけるというのはとてつもなく困難ということは
見を持って知っているので少し理解はできる。

デッサともう1度幸せになって欲しいなあ。
原作読もう。


そして、マーク・ラファロは確かに素晴らしい役者だけど、トーマスもドミニクも、マーク・ラファロの域を出ていないので何とも。

むしろ若者時代をやった俳優さん、素晴らしかった。
あとジュリエット・ルイスは完全に無駄遣い。
bee

beeの感想・評価

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記録
noboru

noboruの感想・評価

4.2
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どんどん暗く、悲惨になり続けるも最終話に救われた、見て良かった!
kensteady

kensteadyの感想・評価

4.2
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重厚な小説をじっくり読み切った気分になる。マーク・ラファロの味が滲み出てる。

ドミニクのアイデンティティ探しの旅のような展開で、とにかく悲しくて救いのないストーリーだけど、ラストの静かな終わり方にようやく光が見える。大人な作品。

デッサとレオは『トランスペアレント』にも出ていた役者で、最初「おっ?」と思ったのは自分だけではないはず。
誠亀島

誠亀島の感想・評価

4.1
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主人公は生きるための真実を見つけた。
よかった。

このレビューはネタバレを含みます

精神疾患を患う双子の兄トーマスが図書館で自らの手首を切り落とすショッキングなシーンから物語は始まる。

精神分析医のパテルとのカウンセリングで「双子の片割れ」である弟ドミニクのトラウマを少しずつ解していく。

義理の父親の虐待、癌を患った母の死、娘の死、妻との離婚、そして兄の…。
家族の不幸を一身に背負ったドミニクは、もがき苦しみながら対話をすることで自分をそして家族を赦す。

ドラマの中で滝が何度が出てくる。滝はその崇高さと神秘的な美観により安らぎを与えるが、一方で他界への入り口としての暗喩でもある。

また原作では、パテル医師のオフィスにはシヴァ像が飾られていて、ドミニクの人生の破壊と創造を表している。