にゃん

ふろがーる!のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ふろがーる!(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

桜井日奈子のポッチャリ感が少々気になったが親近感ということにしておこう。
お風呂にフォーカスが当てられたドラマだったが、様々なお風呂の入り方があって凄く観ていて為になったドラマだった。
お風呂の入り方だけかと思いきや、お風呂の掃除の仕方までドラマ仕立てに紹介していて凄く参考になる。

ストーリー↓
1
大好きな入浴タイムのために、自宅のお風呂をアレンジすることが日課の生実野早夜子(桜井日奈子)。ある日、探し続けていたカプセルトイを購入。空のカプセルを捨てようとした時、ふとバスボム(入浴剤)を作るアイデアを思いつく。早速バスボム作りを始める中、後輩・檜山愛乃(小西桜子)から電話が。早夜子は作ったバスボムを自慢げに見せるが地味だと言われたことが引っかかり色と香りをつけ花びらを仕込ませたバスボムを作る。

2
後輩・檜山愛乃から弟子にしてほしいと頼まれた早夜子。「風呂10か条」を伝えるため、愛乃にビデオ電話をかけようとした時、早夜子の元に宅配便が届く。以前応募した懸賞の無料宿泊券だと思い、興奮して荷物を開けると、そこには1年分の夏みかんが…。がっかりした早夜子だったが、お風呂で季節を感じられる夏みかん風呂を思いつくが愛乃に今どき"映え"だよとアドバイスを貰い考えた末、季節の柑橘類を半分に切って入れる「フルーツポンチ風呂」なるものを生み出す。SNSに投稿してみると反響を呼ぶのであった。

3
ある日、早夜子がお風呂の湯加減を見にいくと、なんとお湯が冷たくなっていた…愕然とした早夜子は、すかさず修理業者・温井守を呼び、すがりつくように修理を依頼する。無事に修理を終えて出てきた温井は、落ち着かない様子の早夜子を見て表情が緩む。そして、温井がお風呂のすばらしさをだんだん語り始めると、早夜子はドキドキしてきて"恋"のような感覚に。しかし温井はサウナを本格的に学ぶ為にフィンランドへ行くと聞き、折角の同志であったが玄関前で笑顔で見送るのであった。

4
月に1度、お風呂を隅々まで掃除し尽くす、“大掃除の日”を設けている早夜子。そんな大掃除の日に、愛乃が早夜子の家に突然やってくる。お風呂場から聞こえた奇妙な声が気になった愛乃が早夜子の元へ向かうと、一心不乱に掃除をする早夜子の姿が!綺麗になっていく浴槽を見た愛乃は"暇だし"と掃除を手伝い始める。
ピカピカになったお風呂に最適なのは泡風呂!綺麗な浴槽だと泡立ちが良くなるのだ。掃除のお礼にと愛乃をお風呂に入れるのだった。

5
早夜子がぐったりした様子で帰宅すると、祖母から葉書が届いていた。そこには、震える字で「…地獄」とあり、怯えた早夜子は思わず葉書を放り投げる。そこに、愛乃から電話があり、愛乃の口からも“地獄”というワードが…早夜子は逃げるように浴室へ向かったが、お風呂の湯気に地獄のような暑さを感じ負の感情を抱いてしまう。しかし、究極の夏風呂を完成させるため早夜子はメントール風呂を作り出す。

6(終)
浴槽をなぜ“湯船”と呼ぶのか疑問に思っていた早夜子だったが、江戸時代の生活について書かれた本に"昔は舟に湯の施設を乗せ運んでいた、つまり移動式銭湯だった"という答えを見つけ、とても興奮していた。そこに愛乃から、お風呂アイデアコンテストに応募しておいたと電話が。“最高のお風呂”を目指すため中途半端なものでは応募できないと思った早夜子は、自宅の湯船を温泉にできればと思いつく。しかし、お風呂に温泉の素をいれるだけでは芸がないと思い始め、岩を入れて天井を打ち破って…と考え始めるが愛乃に「お風呂の気持ちになってみろ」と言われ自分はお風呂に対してなんという事をしてしまったのだと後悔する。行き着いた先はシンプルに"備長炭を入れて水質を柔らかくして頭皮まで浸かる"ということだった。
アイディアコンテストは応募期限が過ぎており、応募出来なかった。というオチ。
にゃん

にゃん