あか

アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺のあかのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

徹底された雰囲気作りや演出、撮影はS1より優ってたし、アンドリュークナナンの演技は非常に素晴らしかった。

プロット自体は犯人のアンドリューと被害者のヴェルサーチの過去を遡り、互いの共通点、相違点が明らかになっていくもの。
4、8、9話が抜群に面白い。

4話は非常にサイコで、アンドリューの恐ろしさを美しく描いていた。
しかし、5から7話はアンドリューとヴェルサーチの性的趣向に重きを置いた展開を引っ張りすぎた気はする。

8話で遂にアンドリューとヴェルサーチの幼少期に遡ることになり、やっと家族での立ち位置だとかが明かされた。
この話はアンドリューを知る上ですごく重要で、説得力のあるエピソードで素晴らしかった。
2人の決定的な違いは親で、それがタイトル(創造者・破壊者)になってたことに気づいた時は唸った。
あか

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