【 柴咲コウの底力を見た 】
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・2020年10月
・NTV 22.00- 土曜ドラマ
・全10話
・脚本_遊川和彦
・音楽_平井真美子
・主題歌_ King Gnu「三文小説」
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「家政婦のミタ」や「同期のサクラ」の制作チームの作り上げた特異な世界がまた展開され、各話のエンディングに柴咲コウのドアップとそれにカブる'35歳の少女'のタイトル。途中迷走しているような展開だが、最終回(泣けたが、、)を見ていたら、綺麗に纏まりすぎていたので、もしかして時岡望美は目が覚めていないのでは!と思ってしまう。そんなドラマ。
田中哲司と富田靖子の夫婦に息子が竜星涼
という、贅沢な配役と展開は笑わせてくれた。でも、さすが柴咲コウ。圧倒的な存在感と安定感。
<音楽>
主題歌について
"三文小説"はドラマ台本を読んだKing Gnuの常田大希が脚本家・遊川和彦、プロデューサーとのディスカッションを重ねて、書き下ろした作品だけに歌詞がドラマの世界観にリンクしていた。
スコアは遊川作品常連、平井真美子。
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あゝ駄文ばかりの脚本と
三文芝居にいつ迄も
付き合っていたいのさ
止めどなく流るる泪雨が
小説のように人生を何章にも
区切ってくれるから
超絶なキーの高さ、ボーカルである井口の透明感のある非常にきれいな声。また、いい曲が現れた。。