にゃん

35歳の少女のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

35歳の少女(2020年製作のドラマ)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

事故に遭ったことで、心は10歳のまま貴重な青春時代を過ごせないまま体は大人になってしまった少女が、その純粋な心で周りの大人たちを刺激して変えていくストーリー。

このドラマのメインポスターは最後愛美が画家の夢を叶えようとコンテストに出した絵で、作品名が「35歳の少女」というところがハマって好きだなぁ。
タイトルと絡めてくるの好き。

心が10歳でも見た目が35歳という事で、子供には普通見せない大人のドロドロしたところを見て望美が傷ついてしまったりしているところが印象的。
幼い頃に抱いていたキラキラしたものを、大人になるといつの日か忘れてしまうのだな。と普段考えなかったことを考えさせてくれた。

多恵は最初から最後まで望美のことを愛していて、だからこそ25年ぶりに目覚めた世界でちゃんと生きていけるように生活を縛ってしまったせいで望美に理解されず反発され、最後はくも膜下出血で倒れ心不全で亡くなっていくという終わり方が切なかった。

白髪の母が笑ったところをみたことがなかったと望美は言っていたが、最終回の最後のシーン、望美が北海道で始めたアパート暮らしで夢に見た、母が望美の家に来て「よく頑張ったね〜」と笑顔で褒めてくれたのに対して「ごめんね、生きている間にそう(笑顔に)してあげられなくて」というセリフに泣けた。

それにしても、望美は友達の結婚式で急遽司会進行を任されたことで北海道テレビの女子アナにスカウトされ夢が叶い、愛美も絵描きとして「35歳の少女」という作品が賞をとり、父・進次は思い切ってずっと夢だった建築士になる為に歩み始め、達也(進次の再婚相手の連れ子)は見事引きこもりを脱却し就活を開始、教え子の自殺をきっかけに教師を辞めて代行業を行っていた結人も再び教師に戻り、みな望美をきっかけに前に進めたエンドで良かった。

最終話
望美(柴咲コウ)は、母・多恵(鈴木保奈美)を亡くした喪失感に沈みながらも、両親が残した家に妹・愛美(橋本愛)と住むことを決める。家族として再生し始めた今村家では、進次(田中哲司)と達也(竜星涼)がある決意を胸に食卓を囲んでいた。一方で結人(坂口健太郎)に中途半端な自分のまま連絡をする勇気が持てないでいた望美はあるきっかけで結人と再会し、ある事件が。