ピッツア橋本

おカネの切れ目が恋のはじまりのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

4.5
"ほころびを埋める何かを求めて"

同じおもちゃメーカーに勤める、ガチガチの経理の松岡茉優が御曹司でボンボンの三浦春馬をお金の面から構成するコメディドラマ。

観るきっかけは昨今の三浦春馬の訃報ではあるが、それ抜きにしてもとても良い脚本のドラマだと思う。

過度の節約家だけど慎ましく暮らす松岡茉優が時折見せる愛情深さや確かな価値観はとても魅力的だし、三浦春馬の能天気に振りまく笑顔がとにかく爽やか。

松岡茉優の自宅が民宿で、のちに三浦春馬が居候する流れもどこか古き良きドラマ設定を踏襲しつつ、シーンごとに物の扱い方や考え方を問うセリフ一つ一つに聞き応えを感じる。

やはり中核に"お金の価値観"を据えたストーリーは入り易いし、筋がしっかりするから学びながら観れる。
ここから2人のロマンスにどう結びつくかがとても興味深い。

公表だと4話で完結させる特殊な構成の放送となるようだが、それはそれで大事に観ていきたいなあと思わせる、とても素晴らしい第一話だった。

本当にキラキラしていた。次の展開へのワクワクが止まらなかった。だからこそ時折、春馬くんの躍動するセリフや笑顔を見ると物語とは関係のない涙が流れてしまうのは何卒許してほしい。

とにかく、良いドラマ第一話でした!