彼の遺作になってしまった作品。
どうしてもこの目線で見てしまった。
それでも明るく爽やかな笑顔を振りまく三浦春馬さんは素敵で、作品を観ている間は明るい気持ちになれた。
たった4話だったけれど、猿渡慶太の魅力をたっぷり伝えてくれた。
あの役を嫌みなく、チャーミングに魅せられる人は多くはいないのでは。
改めて残念に思う。
そして複雑な状況の中で、三浦春馬さんがいる体で演技を続けた松岡茉優さんも立派だった。
ついつい三浦春馬さんのことばかり考えてしまうけれど、ストーリーもなかなか良いドラマだった。
観ている中で自然にお金について考えさせられた。
浪費家な慶太と節約家？の玲子のコンビは噛み合っていないようで、お互いに無いものを補っていて素敵だった。
雷の中でチュッと軽く交わしたキスシーンもとってもキュートだった。
その他の登場人物もみんな個性的で良かったし、ロボットのサルーことLOVOTもめちゃくちゃ可愛かった。
最後まで観たかった気持ちももちろんあるけれど、4話でさっぱりと、余韻を残した終わり方もこれはこれで良いと思った。
