マウム

トッケビ~君がくれた愛しい日々~のマウムのレビュー・感想・評価

4.2
生と死、特に死について考えさせられる話だった。
人間は必ず死ぬし、いつ死ぬのかも分からない。でも作品の中でウンタクも言っていたように「死があるからこそ人生が輝く」のだなあと。
そんな中で「不滅の命」という罰を与えられたトッケビはウンタクに出会ってやっと生きる意味を見出せたのかもしれない。
あと作中の「あなたが死にかけたとき、押しとどめてくれた人がいればそれが神と出会った瞬間」というトッケビのセリフも印象的だった。
運命だったり前世だったり、目に見えないものの存在を信じたくなる、そんな作品だった。
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