ひびぬ

トッケビ~君がくれた愛しい日々~のひびぬのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

良いことも、悪いことも、それはすべて運命ー。

『愛の不時着』を観て韓国ドラマにハマり、
「韓国ドラマ おすすめ」でググった結果、
気になった作品を観よう、週間にて。

これは…!好き要素が満載でした。

観始めたとき、ファンタジー要素が強すぎて、
「これ、ついていけるかしら…」と一瞬思ったけど、
全然ついていけた(笑)
トッケビという存在がなんなのかよくわからなくてググったり自分の中で想像したりしたけど、
まあそんなの割とどうでもいいし、
そんな気にしなくて大丈夫だった。
ただひたすらに観続ければ大丈夫だった。(笑)

人外(トッケビ)と人間(トッケビの花嫁)のラブストーリーってだけでまず切ないのに、
トッケビの花嫁はトッケビの刀を抜いて、
トッケビを無に帰させるために存在するってどういうこと?
その時点で悲恋じゃんか…!!
そして刀を抜かないなら抜かないで、
トッケビの花嫁の存在価値が無くなり、
トッケビの花嫁は次々と死の危機が襲ってくるって、
追い討ちかけてくるぅ〜!!

900年生きながらえてきて、
ずっと出会うことのなかったトッケビの花嫁と出会ったこと、
上記した悲恋な状況に陥ったこと、
全てひっくるめて「運命」なんですね、わかります。

どの「運命」にも涙して見守ってました。
(「運命」って言葉、ベタだけどいつになっても耳にするの、好きだなぁ…)

最初は本当にトッケビの花嫁なのか…?
ということからウンタクに冷たく当たるおじさんですが、
本当のトッケビの花嫁とわかってから、
ツンツンしながらも好き好きオーラ爆発のおじさんがとてつもなく好きでした。

おじさんが(まんまと)恋に落ちる、
カナダの横断歩道でのウンタクがとても可愛くて可愛くて。
おじさんフィルターがとても素敵でした。
(ウンタクの髪の生え際がふさふさしてて本当に可愛い)

「君に恋してから、私は愚かになった」と
ちょっと周りくどい告白をするおじさんに胸キュン。

そのあとは10話くらいから
ラブラブシーンが大好きでした…
新年におじさんと居酒屋で映画みたいな完璧な夜を過ごすシーン、
死の危機から守ってもらうために危険なことが起きそうになったらおじさんを呼び出す練習をして、何回も何回も呼び出してそれに心の底から嬉しそうな笑顔で応えるおじさんのシーン、
900年生きながらえてるのに、なぜかウンタクにデレられるとめっちゃ照れてデレデレしてるおじさんの表情等々…
基本、ウンタクにベタ惚れなおじさんが観れるシーンが大好きでした。

ウンタクがおじさんの扱い方をわかっていって、
おじさんに頼み事するの上手くなるの、いい(笑)

普段は冗談を言い合ったりしていても、
やっぱりラブラブ!というところを見せられると参ります。

話は、いい感じにラブと切なさが相まっていて、
早く!続きを!!となるドラマだった。
最後の方、みんな最終的に生まれ変わって
み〜んな幸せエンドになるから、
途中の切な要素が少なくて、ハラハラしなくて、そこだけが残念だったけど、
そこまでが最高だったし、
やはりみんな幸せになって欲しいからこのエンドでよかったんだね。

おじさんを取り巻く人々も、
ウンタクを取り巻く幽霊たちも、
みんな愉快でキャラクターがたっていて良かった。
唯一の悪役に難航したけど、
それ以外はトッケビと死神の能力ですべて解決されるのが
本当チートだけど面白いから良し。

死神さんは後半ずっと眉毛八の字になってて
基本泣いていたけど、
最後の最後に幸せになれてよかった。
生まれ変わって刑事になるとかめっちゃ似合ってた!
堂々と2人がラブラブしてくれていてよかった…

トッケビと死神の因縁が判明したときは
どうなることかとヒヤヒヤしたけど、
トッケビは900年前から、
王様に伝えたかった言葉を伝えられて良かったし、
死神もそれが聞けて良かったね。

自殺した人が死神になって罪を償うっていう設定が良かった。

まあ、いろいろ書き殴りましたが、
ただひたすらにコン・ユに出会わせてくれたことに感謝。
このドラマの中のコン・ユはひたすらに
かっこよく、そして可愛い…
他の作品も観てきます…
ひびぬ

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