このレビューはネタバレを含みます
ナムジュヒョクが強すぎる…！「スタートアップ」とあわせて、結構、いやかなり好きになってしまった。これは、恋ですか？w
ドラマとしても、明るく可愛いラブコメで、大変好みでした。多幸感！
御曹司も殺人鬼も、前世からの赤い糸も無し、普通の大学生のラブコメで、別マ原作？って思うくらいでした。
良いところ、それはやはりジュニョン役、ナムジュヒョク！
ジュニョンは、イケメンのモテキャラで、女慣れしています。彼女には優しいけど、友達や元カノには態度悪かったりする。スタートアップのドサンとは全然違うツンデレキャラ。
基本、童貞の初恋物語好きだからw、ジュニョンはあんまし好きじゃ無いかもなーと思って見てたんですけど、ジュニョンがヒロイン・ボクジュを好きだと自覚し、口説きにかかる後半以降ですね、その鮮やかな恋愛テクニックの手練れぶりに、陥落してしまったかも…。
恋愛偏差値、高い！
まず、ジュニョンはボクジュに告白して、「友達として好きだけど男として見れない」と振られます。並の男なら引き下がるかもしれないこの場面、ジュニョンはショックを受ける様子もなく「まさかこの場で振る気か？ 男として好きになれるか、試しに1か月付き合ってみろ」と言い放つのでした。手練れ！
その後、ボクジュの「彼氏が出来たら、してみたいことリスト」を偶然見つけたジュニョン。「彼のポケットに手を入れて歩く」「同じ飲み物をストロー2本で飲む」等を、照れもなく（重要！）、自然にやってのけた挙句、その都度彼女に美しい顔を近付け「ドキドキした？」と聞く…。
いやー、イケメンの手練れに本気で口説かれたら、例え好みじゃなかったとしても、女は全員落ちてしまうのではないか、と思ってしまったよ。いや、私がチョロいだけなのかもしれないけどw
ボクジュは見事に陥落しますが、振られてから落とすまでの時間軸たるや、実質2日くらい？ですかね。鮮やか！
ちなみに、ジュニョンと比べ恋愛苦手キャラの兄。ジュニョンの恋愛偏差値が98だとすると、兄よ、君は2くらいだw 自分のことを10年も好きだった女に振られるとか。最後はくっつくけど、ジュニョンなら10秒で落とせそうだw
愛の言葉や、自分が思っていることを素直に伝えられるコミュ力、彼女との距離の詰め方、スキンシップの取り方、彼女を楽しませて笑わせることができる、彼女が最優先で、彼女の好みにあわせることが出来る、彼女を心から応援でき支えられる、そして見た目がナムジュヒョク！最強！
男の人向けに、モテたいならこの恋愛映画見ろ、というような特集を見かけた事がありますが、「500日のサマー」や「ビフォアサンライズ」等が推薦されてました。私も大好きな映画ですけど、参考にするなら、このドラマを100倍オススメしたいw
ただまあ、現実にこういう、女扱いが上手い男、たまに存在しますよね。でも、現実には浮気されるか、飽きたら捨てられる可能性が高い！w ジュニョンが一途にボクジュを愛してるのはファンタジー要素かもw
ジュニョンとボクジュのラブラブなバカップルシーンがたくさんあるのも良かった！可愛い！多幸感が溢れています。
ちょっと気になった点、まず、ボクジュが最初、兄を好きになるくだり。まあ、一目惚れは良いとしてですね、振られた後の立ち直りの早さからのジュニョンに即落ち。君は誰でも良いんじゃ…っていう風に見えてしまった。運命の2人の方が良いんだけどなー。まあ前半の要ストーリーだから仕方ないか。
あと、基本いい子ですが、すぐ怒りすぎ、すぐ「もう別れる」って言い過ぎかなあ。ちょっと重量挙げ選手に見えなかったかも？お化粧しすぎ？ま、可愛いから良いけどね。
それと、元カノが可哀想だった。目の前で好きな男が他の女とイチャイチャしているのを見せつけられるし、新体操も挫折。ちゃんと新彼とくっつけてあげるか、新体操のスターになるかの2択で良かった。彼女が幸せなら、ジュニョンとボクジュの幸せに影が無くなるから。
2018年を描いたラストで2人が「2年後、東京オリンピックに一緒に行こう」って話しているシーンは、少し切なかった。まさか2020年がこんな残念な事に。あー東京に来て欲しかった！w
と、いうわけで、ナムジュヒョクが好きになってしまったかも、という思い出でした！
追記、2人が実生活でも恋人だったと記事を見ました。いやー本当に好きになっちゃうとか、めちゃくちゃ可愛いですよねー最高か！w
