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青春の記録のsonesoneのネタバレレビュー・内容・結末

青春の記録(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画「パラサイト」のパクソダムが恋愛ドラマでどんな感じなのかなと、見始めた。
タイトルから、切ない予感がしたので、5話くらい見てから、先に最終回を見た。
結末を知ってから見ることを、私はたまにやる。
ハッピーエンド好きとして、ハラハラするのが嫌だし、ショック受けるのも、嫌だから。
この終わり方なら見ようと思って、視聴続行。
パクボゴムのお芝居を初めて見た。涙目がすごい。ちょっとした部分でも、涙目。
声の低さもいい👍️
気になって、調べてみた。実際も、すごく純粋な人なんだろうなと思った。このドラマの主人公の人生と彼の人生、少し似てるのかな。

パクソダム、美人とは違うけど、それがリアルでいい。
気を張って強く生きないと、生きてこられなかったというアンジョンハをうまく演じていた。
傷つきながらも、先輩と闘うところは、かっこいい。
お父さんからの贈り物を最後はちゃんと受け取って良かった。頼っていいんだと。
お母さん役の人、「その年、私たちは」でも、暗い感じのお母さん役で、またか…と切なかった。
でも、ジョンハは母との楽しかった頃を思い出すようにしてる。憎むだけじゃ、辛いもんな。

サヘジュン、スターへの階段をちゃんと上れて良かったな。売れない時代、実際もこういう感じの人いるんだろうなと思った。
彼を取り巻く人達が素敵過ぎる。お父さんとお兄ちゃんは途中嫌な奴だけど。面白さが出てて、笑っちゃったし(お兄ちゃんの白目とか詐欺に合っちゃうとこや、お父さんの顔がブサイクとか)(笑)
おじいちゃんが本当に素敵。孫思いで面白いというだけでなく、最後はやっぱり、息子をすごくすごく思っていたんだと(涙)
お母さんはみんなに優しくて、このお母さんがいるから、良い家族なんだろうなと思う。彼女を紹介すると言って、喜んでくれるのがいい。私の義母も、こんなふうに、優しくしてくれる。もちろん息子が一番だけど。
家族会議でちゃんと報告したり集まるのも微笑ましかった。
辛いとこ乗り越えて、本当に良い家族になるのも、このドラマの良いところ。
そして、マネージャー役の人、ぶっ飛んだ性格で面白い。きれいだし。サヘジュンのために動き、守ることが、自分を気持ちよく生きられる、素敵なマネージャーだ。
友達役のクォン・スヒョンが良かった。映画「密偵」に出てたのか。これからも応援したいです。
視覚障がい者用の時計って、あるんだ。

まさに、「青春の記録」で、好きだけど、愛してるけど、時間の速さが変わってしまいすれ違う。
でも、2人とも、夢を実現しようと、必死で努力している。それも、青春。
切なかったけど、それが青春なんだろうな。
夜の時間がキラキラ光るのが、青春時代✨

そして青春は終わり、お互い自分の足でしっかり立って、晴れた空の下を歩いている。
きっとこの後、また違うドラマが2人に始まるんだろうなという良い予感がする終わり方で、私は好きでした。

「君たちはなんて美しいんだ」という、おじいちゃんのセリフ。
まさにこのドラマのタイトルだ。

大好きな「愛の温度」の脚本家の作品。
こういう時間軸の使い方が好きなんだろうな。
素敵なドラマでした✨

最後に、
パクソダムの病気が、治りますように✨
sonesone

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