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仮面ライダーセイバーのIdeonのレビュー・感想・評価

仮面ライダーセイバー(2020年製作のドラマ)
2.5
新進作家の神山遠羽真は聖剣と本の力を借りて仮面ライダーセイバーに変身する。敵は本の力でこの世を異世界にしようとする怪人たち。怪人が本を完成させると現実世界が怪しげな異世界に変わってしまう。果たして遠羽真は世界を守ることができるのか…というお話。
半分は異世界での戦いなので、かなりCGが多用されている印象。バイクアクションも半分以上CGのようである。これだとロケ地に悩むこともないのだろうか。昭和の時代は一目で模型とわかったオートバイの大ジャンプも、今はCGで何の違和感もない。役者はオートバイで公道を走る必要もないだろう。どんなシーンでも作れるようになった反面、命がけの大爆破などの迫力はなくなったと思う。
追記 1クール終わったが、まあ、酷い出来である。脚本が悪いのか、演者が悪いのか、今日はキャスト総出の絶叫祭りだった。特にヒロインは頭おかしい人にしか見えない。
さらに追記 とうとう完結。最後の最後まで説明不足のストーリーで、物語とワンダーワールドと現実世界がどう関係しているのか、さっぱりわからなかった。ヨン様みたいな詩人のラスボスが、力を手にした途端に、いきなり喋りが森進一になってしまうのも理解不能である。せっかくの魅力的なヒロインも編集者という設定なのに、最後まで馬鹿扱いで可哀想である。まぁ、バンダイの都合だろうが、一年間ライダー同士の内輪揉めに終始するようなドラマはもうゴメンだ。
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