水辺の君に

仮面ライダーセイバーの水辺の君にのレビュー・感想・評価

仮面ライダーセイバー(2020年製作のドラマ)
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録り貯めてたこれもやっと鑑賞。
前作に続き設定に溺れてるイメージ。そもそも剣士×小説家じゃなくて、剣で戦う人達×本書いてる人やん。ゼロワンほど設定活かしきれてないんですよね。しかも序盤が戦隊モノかよっていうノリで全然ライダーノリじゃなかったし。多人数ライダーは過去作にもありましたが今回ほどどのキャラも立ってなくてただただ設定と役割だけの烏合の衆なメンツなかったんじゃないですか?ひどいwしかもソードオブロゴス?あいつらも全然クソ組織クソメンツだし。前半ほとんど誰も助けずただただ「カリバーとケントくん」言うてるだけで私情がすぎるでしょwww
で、そんな前半から後半になって急に話のノリが変わってライダーさが出てきて持ち直してましたけどアドバンテージ覆せず。という感じでしょうか。メギド共が空気すぎるし。デサストは確かにみんな好きだと思うんですけど、それも活かしきれず勿体無い。あんなエモいキャラなのに。終わらせ方だけめちゃくちゃ良かった。それが決まってたのならそこまでにもっともっと出番増やして深みを出してくれればもっとエモい最高のキャラになり得たのに…。今作の中で1番しっかりしたキャラだったんではないでしょうか。あのラストにしただけでも頑張ったほうなんだろーなー…残念。あ、後半は倫太郎の叫び芸とマスターロゴスのクズ叫び芸がめちゃくちゃウケました。なんなんだよアイツらww
コロナ禍の作品とはいえ、ロケ現場に既視感があったりCGだったり撮影の大変さは伝わってきますが、設定や内容やストーリーといったキモの部分では言い訳になり考慮には値せず…。結局、個人的にウィザードもそうですが、剣と魔法系のノリのライダーは肌に合わないんですよね…。キック全然しなくて忘れてた頃にやったり、バイクほぼ乗らないし、剣で斬られてもそんなダメージなくて結局大技的な爆発とかで傷付くってのもお約束とはいえ萎えるというか。
結果、令和は2作続いて設定だけの面白みない作品になってしまっているのが残念。
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