Tatsu

ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナーのTatsuのレビュー・感想・評価

4.2
『ホーンティングオブヒルハウス』とはまた違った脚色、構成で流石だなと。前作から引き続きのキャストも、役の変化が味わい深い。カーラ・グギーノの圧巻の語り。終盤は、まあ泣きましたよ。恐怖と愛はイコールであること、人々は忘れていってしまう。マイク・フラナガンによる、めちゃくちゃロマンティックで切ない幽霊物語。記憶という「過去の時間」をトリップする中盤が素晴らしいし、屋敷の中でのみ、回っている、閉じ込められている時間の話という点はこの手のジャンルの定石。最終話の光の演出、肩に置かれる手に感動を覚える。
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