このレビューはネタバレを含みます
前回のときもイマイチ相性が合わないと思っていたけど、今回はまた展開が違うようだし、観てみようと思ったら、うーん…
前回同様、途中からイライラしてくる。途中から長く感じる。感情移入できず。
ある程度の予測はしていたので、説明的なところがくどく感じたかもしれない。
観終わった後、2点疑問が残っていたので、考えた。
メガネの彼はどうなったのか考える。
2人になったときに事情を説明したのか？焚き火場面。やっと2人きりになれたわねと。
男ではなく、女性が好きだから、彼は納得したのか。ただ、単に吹っ切れたのか。
急にメガネくんは、見えなくなった。許してくれた優しい彼だったということ？
実はこの時点で、メガネの彼が可哀想だと思っていたから（結婚話まで出て別れを告げられる）最後に犠牲になったダニにあまり感情移入できなかった。
大昔から湖にいて徘徊する女。
金遣いが荒く、執着心が酷く、夫と娘、妹の幸せを真に願わなかった女。
強欲だからこそ、その部分が霊になって残っていたのだけど。
この女については、ダニには数年間見えず幸せだったのに、ある日見えるようになる。
結婚的な流れになったので、許せないから出てきたのかな？
ダニは幼馴染のメガネくんと酷い別れをして、彼が直後に死んでしまったことをまだ罪に思い、そのせいで、自分自身が引き寄せたのかもしれない。死んだ方がいいと。
恐ろしく、悲しい結末である。
