このレビューはネタバレを含みます
これも運命なのか・・・
くそくらえだ運命なんて
どうして奪っていくのか
心が泣きながら何度も叫んでいる。
生きる道を残してくれない
氷のように冷たい人生を歩む。
人生のレールであの時違うレールを選び
走ったらきっと違う駅に降りて
別の人生歩んでいたはず。
でも、決めたのは全部わたしだから
これがわたしの人生。
後ろには下がれない、下がらない。
そんなメッセージが作品から伝わる。
私なりにドラマを観て感じたことは‥
『希望を探して探して、みつけたのに
去っていく希望に生きる覇気を失うとき
死だけに救いを求めていた
もう、辛さに疲れて立ち上がれないとき
生きた、愛した、尽くした
もう、いいよ、ここで‥
そうわたしが思う
桜の花びらの匂いにわたしは君たちを想う
桜の季節になればボクたちは君を毎年想うよ
君のいない春に‥』
素晴らしい作品に俳優さんたちの演技が光る。
儚くて、寂しくて、短い、死刑囚幸乃の人生を
竹内結子が演じる。
暗い作品なんですが、何かを残してくれるはず
です。