なな

ウチの娘は、彼氏が出来ない!!のななのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「恋愛って刀を持つことだと思うんです。
男と女の真剣勝負。
きっと人をどこまで切っていいか恋愛で学ぶの。
刀を持たねば血が出る頃合いもわからず、
傷の治し方もわからない。」


「お詫びの気持ちを練り込むたつやのようかん。
そのようかんの重みが罪の深さと比例。
お詫びの気持ちとともにぐつぐつ煮込まれたアズキ。」


「フォーエバーアンドエバーないか。
ロングロングアゴーもなかったなぁ。」


「エンゲル係数が収入を超えつつある。」


家から見える象印。
小さい頃、よく泣いている空を泣き止ませた。
見ているとなんか落ち着く。守護神。


いわゆるオワコンの恋愛小説が得意な小説家の母とオタクな女子大生。


恋愛小説を書くためにときめきを思い出すために
恋をします!


整体師と40代主婦が恋をします。

開く→漢字を平仮名にすること

掛け軸は季節を先取る。


「梅にウグイス、柳につばめ、もみじにしか
に竹に虎、おでんに日本酒!」


入野光がよくお邪魔するおうち、未羽さん。

「嘘つく時のテクニック。
本当のことを半分くらい混ぜるの。」

あの人は本命?
トライヤル期間。
返品するんだ…?


入野光。優秀な家庭。でも自分は違う。
都会に出てきて、年末実家に帰る予定だったけど親族みんなが集まると聞いてお父さんが帰ってくるなと母から遠回しに。医学部に行かなかったことを気にしてるらしい。


「まぁなぁ、形あるものはいつかは滅する。」

「だったら、形あるうちは大事にしたい。
見てられるうちは見ていたい。
触れるうちは触りたい。」


「誰かのためになんかやれるってことは幸せなことなんだよ。自分のために頑張ることはたかが知れてる、気がする。」


「美しいものに憧れることを恋と呼ぶんでしょ?
だれ?シェイクスピア?
わ、た、し!」

「恋ってもっと気まぐれだよ。
不意にくるものでしょ?」


「恋の舞台となる夜の闇よ
厚いとばりを張り巡らしておくれよ。
シェイクスピア、『真夏の夜の夢』」


ドブネズミみたいにラーメン屋で働いてる時もすきだった。水無瀬碧の本。
「言葉が宝石みたいにキラキラしててよっ。」


カレーヌードルは2分47秒で。


「僕は、水無瀬碧の担当者になりたくて、散英社に入ったんです。」

「終わった恋なら
なかったようなもの〜♪」

「終わるから美しいものもある。でも
親子は終わらない。友達も終わらない。」


本当親子仲良い。泣けてくるくらい。


ゴンちゃんのパパ。
「俊一郎さんと出会ってから眠れるの、夜ぐっすり眠れるようになって、なんか世界があったかく感じるの。安心したんだよね、きっと、生きてることに。」

おめでとうの舞、かわいすぎる。。。。

血液型。
O型からAB型は生まれない。。。

「いつでも電話くれていいから。スリーコールででるから。」

(そらちゃん。やっぱり今どきすぎるなぁ。狙ってない設定っぽいから相当免疫がないんかなぁ。


(忘れられない人。
「時がたてばたつほど、記憶の輪郭が濃くなるような。」

(本当の親子じゃなくても、あれだけ仲良いんだもん。素敵。血の繋がりより濃ゆい。


「役者になることが夢でした。夢は33歳のときに終わりました。」

(爆発的に売れて、辞めて、何もかも捨てて流木を拾い、自然と共に自炊して暮らしていた。好きだった人。空の父親。

(真夏の空は夢。
「時代遅れだって。」
「碧さん、碧さんはあのころ、100万部を超える爆発的ヒットを何冊も出されました。空の匂いをかぐや涙が溢れそうや。」
「碧さん、ある時代をいききり、大衆に深く記憶された作家だけが時代遅れになることができるんです。」
「作家が本当の意味で時代遅れかどうかは今ちゃんと生きのいい新作を書けるかだけだと僕は思います。碧さんは大御所にもならず、気持ちも錆びない、そして勢いもある、そんなあなたを見ていると時代の方が先に老いていくんじゃないかって思います。」

(ゴンちゃんと碧の関係素敵だなぁ。なんでもわかってくれて、いつもそばにいる、幼なじみっていいなぁ。

(風雅さんと漱石2人からプロポーズされて
結局は空を選んだ。
最高の親子愛の物語でした。ちゃんちゃん。
なな

なな