見たあとほっこり系コメディ。
舞台は全然違うけど毛色は『シッツ・クリーク』に似てる。基本的にみんな良い人で嫌いなキャラができない。
弱みのある人を馬鹿にしたり自虐ネタで笑いを取らないというのは、コメディとして結構難しい。特に日本のテレビはそんなのばかりで飽き飽き。
そういう作品に慣れてしまっているのである意味残念な展開を期待をしてしまうところを、次々裏切ってくれるのが小気味よい。
例えば最初キーリーは頭の弱いBitchにしか見えないのに、エピソードが進むうち彼女の感性や優しさがどんどん開花されていったり、
バーの嫌味な3人組の中にも他をたしなめてくれるなだめ役がいたり。
今までのコメディの悪癖を除いてもこういうちゃんと面白い番組を作れるのだから、
見習うところはたくさんあるなと改めて考えさせられる。
ジョークや音楽がいかにもイギリス的で個人的にとても面白い。
それにしてもテッドみたいな優しい人と分かれる妻、勿体なさすぎるなあ。