eup

スタートアップ: 夢の扉のeupのレビュー・感想・評価

スタートアップ: 夢の扉(2020年製作のドラマ)
4.6
こんなに2番手のために泣いたことない。ジピョンが切なすぎてボロボロ泣けた…。

ハルモニがジピョンのことウブ野郎と呼んでたけど、本当に純粋でだけど人一倍苦労してきて、その苦労のおかげでお金とか物質的には豊かで…。でも本当に残念なことに、それは自分のやったことに対する対価であって、何もしない自分を誰かが受け入れてくれるということではなくて、でも何もしない自分を受け入れてもらえると思えないと人生めちゃくちゃ辛いんだよね…と思って観てた。

そういう意味ではハルモニは本当に大きな救いだった。ハルモニが元気なら連絡するなと言ってたのから最後変わったのも理解できたし、ずっとジピョンを我が子みたいに思ってるんだというのが伝わってきた。

ジピョンは本当純粋なだけにいつも正しくて、でも受け入れてもらえるか不安で嘘ついたりして、でも言わなきゃいけない時は真っ直ぐ伝えて…、いや…本当こんなに愛すべき人いる? と本気で思った…。自分のこと責めたりしてるところも苦しくて、こんなに幸せになってほしいと思った人初めてだ! となった。

2番手なのに語り過ぎてしまった気がするけど、2番手でここまで好きになったの『ちはやふる』の太一以来!

でも今作でヒーローに当たるドサンも良い子だった。ダルミがドサン! となるのは、堅実なジピョンより一緒に手引っ張って夢を追ってくれるドサンの方がドキドキワクワクするんだろうなと思った(ある意味タイトル通りというところなのかな、スタートアップの未完成さみたいな…)。納得できる。あとナムジュヒョクやはり演技上手だな〜と思った。俳優が好き…笑

ダルミも12話で色々大変だったところ、決断してすぐ前向いて、凄くカッコいい主人公且つヒロインだった。

あとサムサンテック三人衆、サハさん、インジェ、ハルモニ、父母、皆可愛かった。

スタートアップが凄く丁寧に描かれているかというと、ザお仕事ドラマみたいなのを求めて観るともの足りないかもしれないけど、新しいことを自分たちの手で始めるドキドキ感、ワクワク感みたいなものは凄く伝わってきた。 
eup

eup