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真夜中のミサのmocaのレビュー・感想・評価

真夜中のミサ(2021年製作のドラマ)
3.4
聖書をとんでも解釈でホラーにした7話完結のドラマ。
孤島の小さな島が舞台。どこか胡散臭さのある神父、信仰に熱心になっていく島の人々。
その先に待ち受けていたものとは…

ドラマ自体はやや展開がゆっくりですが、読めない展開で驚かせてくれる作品が好きな方にはお勧めです。
とくに4、5話目は面白くて好きなエピソードでした。

何話か見た時、見た事のある俳優さん達と光る目を見て、あーこれはあれか、調べまでみたらやっぱり「ホーンティングヒルハウス」などの監督マイク・フラナガンでした。
自分の作品に毎度同じ俳優達をキャスティングするライアン・マーフィーのような事をするマイク・フラナガンさん。

聖書の解釈をかなり歪曲しておりホラー的に解釈しておられます。
キリスト教徒が見たら怒りそう。
そこは別にいいとして、このドラマが個人的にハマらなかったのは、フラナガンの好きな長回しや長台詞が裏目に出ていたような気がするところです。
ドラマ全体でも会話シーンが必要以上に多く長いんですが、感動させたい意図があるであろうシーンでもくどいくらいセリフが長すぎる上に、セリフの内容が薄く心に響く言葉はなく入ってこない。
この点が個人的に好みではなかったので心を揺さぶられるような感動はありませんでした。
それ以外は、想像も出来なかった驚きの展開もあり、キリスト教の狂気に嫌悪感を抱かせるくらいこれでもかという演出をしていて面白いドラマではありました。