パプア大西くん

クイーンズ・ギャンビットのパプア大西くんのレビュー・感想・評価

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
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衣装やセット、小道具の全てが愛おしい…ということをもはや忘れるぐらい没入。

はたしてぼくは、ベスのように
「何かに夢中になったことがあるのだろうか」「最近、悔しくて泣いたか」「努力を惜しまず取り組んだことがあるか」
そんな自問自答に胸が苦しくなった

彼女にはチェスしかなかった。
ぼくには何があるのだろう。

友情、努力、勝利

痛快な展開に歓喜すると同時に、
実生活ではこんなふうにガッツポーズをすること、いまではないなと少し切なくなる。

けど、だからこそ。このドラマを観た後、ものすごい衝動が湧く。今からでも何かに夢中になれるんじゃないか。努力しなければ。学びたい!ベスのように、って。

すごいモチベーションが高まる。ベスがチェスで勝つたびに、周りの仲間や、チェス界が、世界が活気に満ちていくように。