衣装やセット、小道具の全てが愛おしい…ということをもはや忘れるぐらい没入。
はたしてぼくは、ベスのように
「何かに夢中になったことがあるのだろうか」「最近、悔しくて泣いたか」「努力を惜しまず取り組んだことがあるか」
そんな自問自答に胸が苦しくなった
彼女にはチェスしかなかった。
ぼくには何があるのだろう。
友情、努力、勝利
痛快な展開に歓喜すると同時に、
実生活ではこんなふうにガッツポーズをすること、いまではないなと少し切なくなる。
けど、だからこそ。このドラマを観た後、ものすごい衝動が湧く。今からでも何かに夢中になれるんじゃないか。努力しなければ。学びたい!ベスのように、って。
すごいモチベーションが高まる。ベスがチェスで勝つたびに、周りの仲間や、チェス界が、世界が活気に満ちていくように。