東朴幕院

クイーンズ・ギャンビットの東朴幕院のレビュー・感想・評価

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
4.2
とても上出来で上質なテレビドラマだったというのが第一印象だ。
昨今のJJ的な伏線なんだか、やたらと伏線になりそうなものを散りばめた手法に辟易していたし、視聴率が低下してくれば無情に打ち切るのだから、そのファンになった観客は堪らないよね。
本作、『クイーンズ・ギャンビット』は、そういうフラストレーションを感じずに非常に映画的な真面目な作りで好感持てたね。
主演のアンヤ・テイラー・ジョイも魅力的で、本作でファンが増えてしまったのが悔しい程、彼女はホラー・クイーンの道を歩むと思っていたのだがね。
作品としてもベスが、冷戦下の体制側に靡く訳でも無く淡々と自分が好きなチェスに打ち込む所が、現代の分断された世界に対する姿勢を見せつけたと思い痛快であったね。
用務員のシャイベルさんへの思いが溢れるシーンはジーンと来たね。
全7話とエピソード数が多過ぎないのもグッドだった。