このレビューはネタバレを含みます
病気で余命宣告をされた女の子と、猫がきっかけで出会った男の子の可愛い恋愛ドラマ。
だけどこれを観て私は自覚した。
あぁ、どうしようもないほど私はおばさんになっちゃったんだなぁ…って。
多分、10代の頃に観てたら号泣してたし、感動してた。
そして大好きなドラマになってただろうな。
…なんだけど、おばさんになってしまった私は飾り立てたセリフにいちいち引っかかる。
そして彼氏が亡くなってすぐ彼氏のお母さんと会うんだけど、もう49日も一周忌も済んだかのような内容の会話にも引っかかる。
そこでまた冷める。
最後なんて神社にお願いして死んでしまったはずの恋人とひと時の再会。
お互いの好きなところを言い合う。
神社で拝んだら死んでしまった大切な人に再会できるならいくらでも私は拝むわよってなってるおばさんはドン引き。
序盤は可愛くてほのぼのした恋愛ドラマだなぁってニコニコして観てたんですが、死ぬと思ってた彼女ではなく、突然、彼氏の方が事故死してしまうとか「はぁっ？！」ってなった。
だけど可愛いお話。
冷めたおばさんの中にいる昔の少女が「このお話、私は好きだわ」と言ってます。
余談ですが、彼氏役の男性は朝ドラ「おかえりモネ」で三生を演じている前田航基くんの弟さんで、小さい時には「まえだまえだ」と言う兄弟漫才で人気のあった前田旺志郎くんです。
男前になったね〜♪
