ボンドレイク

ドクター・フー シーズン13のボンドレイクのレビュー・感想・評価

ドクター・フー シーズン13(1975年製作のドラマ)
5.0
 4代目ドクターは チャーミングさとクレイジーさの同居具合がとんでもないっっ笑

【ドクター・フーとは】
 主人公のドクターと呼ばれる異星人が地球人の仲間とともに時空を自由に行き来して、
 旅をする道中で遭遇する、地球や他の惑星で起こる理不尽な外敵侵略やタイムパラドックスなどを防ぐために奔走するという冒険物語である。(wikipediaより引用)


Planet of Evil

初、ヒンチクリフ×ホームズ コンビ ドクター・フー!
なるほど、黄金期って言われてた理由がわかったわ。
とても古典的、ゴシックなホラーをテレビドラマの範囲内で 存分に繰り広げてくれていたところだったんですよねっ。

ホラーといっても、ちびるほど怖いってわけでもない。
古き良きアナログ感ある演出に包まれた不気味さを楽しむといったところ。

今回は、タイトルにもなっている惑星の描写がとても良かった。
赤と青の暗い光と霧に包まれたジャングルのみが広がる光景は、とてもカッコよい出来栄えっっ。

悪の惑星というものの、原因はやっぱりいつものとおり “外”にあり。
新シリーズの「42」に通じるテーマでしたね。
解決の糸も、特にドクター・フーらしくて好きっ。
約束を守る方が多いもんだっっ

にしても、サラ。可愛すぎねっっう



pyramid of mars

これは楽しかった!!

ドクターとサラの突っ込みあった会話も楽しいが、今回のドクターは若干シリアスモード。
たしかに今回の悪役スーテクはなかなかの凶悪もの。いや、チートレベルに最凶じゃね?

前作に続き 若干不穏なホラー風味で展開されるお話。
特別凄いってことが起きるわけでもないけれども、一難去ってまた一難の展開のテンポ感がとても良い具合。
そして最も特徴的なのが、エジプト神話とSF的発想を 独自に組み合わせたところ。
こういう奇想天外な発想の設定があるからドクター・フーは楽しい。
だから、ストーリーラインは通常運転のエンタメ的でも良いっ。
とてもクラシック!古典的な70年代ストーリーでございます!

海外のフーヴィアン方がお気に入りに上げるのもわかる〜!

ホント、不思議なくらい色んな解決の糸口がありすぎて楽しい。SFだから自由度高すぎて、逆に脚本家さんの技量が試されるとこだろうけどっ。
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