なっこ

ペペロンチーノのなっこのレビュー・感想・評価

ペペロンチーノ(2021年製作のドラマ)
3.1
私を今日まで連れてきてくれたものは何か

それをちゃんと知っていることが大事

それが私を明日まで連れて行ってくれるから。

/あらすじ/(NHKHPより)
津波でレストランを失ったイタリアンシェフ小野寺潔(草彅剛)とその妻灯里(吉田羊)。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招きある宴席を企画する。潔は突然の招待に戸惑う友人たちに、その意図を語り始めるー。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる…。苦難があっても前向きに人生を送れるかもしれない。そんな思いになれる極上の群像劇。

/この番組について/(NHKHPより)
『あの日から10年。人生はシンプルで難しい。』
2021年3⽉11⽇、宮城県牡⿅半島の海を望むイタリアンレストランで、オーナーシェフの⼩野寺潔(きよし)は友⼈を招きうたげを開く。被災地が厳粛な空気に包まれるこの⽇に、あえて酒を飲んで騒ごうという。どういうことなの?と、いぶかしがる友⼈たち。すると潔はこの会に秘められた深い理由を話し始めた―。潔がまず語ったのは、東⽇本⼤震災でレストランを流された被災体験、その後アルコール依存となり⾃暴⾃棄となった過去だった。では、そんな絶望の淵から、どうやって潔はレストランを再建し、最⾼の味を追求するシェフになれたのか―?

宮城県牡鹿半島を舞台に、NHK仙台局が制作した地域発ドラマ。

/感想/
彼を今日まで連れてきたものは一つじゃない。その時々助けてくれた人がいて、支えになってくれたものがあってどうにかこうにか10年という月日が流れたのだと思う。
東北の人の心にセリフを通して少し触れられた気がする。

そういえば私のペペロンチーノを作ってくれる人のところへ久しく食べに行けてない。ほんと奥が深いよね、ペペロンチーノは。私のお気に入りもひとつだけ。

料理が全て美味しそうだった。海もとても綺麗。海の宝物が味わえる、海の見えるレストラン。現実にもあったら素敵だな。
なっこ

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