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マークスの山のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

マークスの山(2010年製作のドラマ)
3.0
山ではじまり山で終わるドラマ。

20年前の山岳部の事件、母子心中、復讐、警察、検察、一流大学OBの社会的地位と保身、等々それぞれの立場での責任や優しさ、厳しさ怒り葛藤などを描いた刑事ドラマ。

推理を展開するというよりはじめの方で大体の察しはついてしまう。
いろんなことが複雑に絡んだドラマだけに観る側にも謎解きする楽しみを残して欲しかった。

中年看護師と犯人の関係が興味深かったがその描写が薄すぎて感情移入も出来なかった。

事件を追う女性記者も役作りキャラクター設定も不自然でミスキャストだと思う。

原作ものらしいが「砂の器」のような壮大なドラマにもならず感動も味わえなかった。

非常にもったいない。
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