あるぱか2世

今ここにある危機とぼくの好感度についてのあるぱか2世のレビュー・感想・評価

3.4
んー、伝えたいことが多すぎてかなりとっちらかってるような。

田畑はどこだ?と言いたくなるほど、『いだてん』を連想させるキャストで固められた理事たちが印象的。プロデューサーの訓覇圭さんつながりかしら。

立場上、大学組織のあれこれを耳にすることが多いわたしからしたら、これはまだまだ生やさしいくらいだと思う。

じっさいは「事件」こそ起こらなくとも、意思決定のプロセスはこれよりもっと複雑怪奇極まりない。だからもっと血なまぐさく描かれていてほしかった。

キーアイテムはおそらく「メガネ」。腐敗した大学の世界を暗示するはたらきをしていたように思えた。
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