最近めちゃくちゃメンタルが落ちてて、それは友達に会えないとか仕事がうまくいってないとか家族とか政治とかさまざまな原因があるんですけど一言でいえば閉塞感なんですよね(あとストレス発散できないことな……平時だったら絶対に友達とカラオケに行ってるし、絶対に長めの海外旅行に行ってるはずなんだよ………)
で、その閉塞感ってどこか学生時代の"身動きの取れなさ"由縁の閉塞感に似ているな、と二階堂くんを見ていて感じたりしました。だけど、学校、教室、っていう閉塞された空間だからこそ生じる目高くんとの関係性であって、それは得難く貴重で、偶然の産物なんだよな。
ただ"同じ空間にいる"という理由で誰かと強制的に交流をすることって、学生時代が終わるとほぼなくなってしまって、自分の周りの人間関係から偶然がもたらす面白さが失われるよね(もちろん同時に大きな自由を得られるので幸福ではあるのですが)。あと、大人になってできる友達は趣味を通じての友達なので、趣味に没頭できなくなったときになかなかコミュニケートしずらくなるのもつらい。どうやらわたしは今、全然同じ方向を向いてない人間同士のゆるやかな"連帯"が恋しくなっているのだと思うし、それはわたしだけじゃないはずだよ。どこに行けば経験できるんだ？英会話教室？
さて、そんなわけで自分語りはやめて作品についての話をしますが、まずは漫画とまったく同じセリフとテンションなのに美しい映像に変わるだけでこんなに青春になっちゃうんだ？！という第1話の衝撃は大きかったね。そしてわたしの推しである大西流星さんの輝き。最高にかわいいですし、たたずまいがすごいいいんだよ、高校の空気に溶け込んでいながら、自分の時間を生きている林くんなんだよ……というか高校生の役者さん全員よかったな、前田くんも相変わらずすばらしいし、女の子たちも現代的で軽やか。キャラがみんな自然で、一人ひとりの日常がそれぞれ淡々と続いていきそうで、いじめっ子でもいじめられっ子でも、野球部でも美術部でも、どんなキャラでもこの世界観に馴染んでいて心馴染みがすごくよかった(心馴染みとは) あと坂東龍汰さんがとってもよいので今後注目します、目高くんがそもそもめちゃくちゃかっけーけど、雰囲気とか表情とかめちゃくちゃいいんだよな〜！！カッケーぜ〜〜！！
