ニッケ

バスケット・ケースのニッケのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
4.0
巧みな構成と考えさせるような奥深いテーマが光るカルトなヤツ。シンプルな謎を配置し、それを徐々に、テンポよく解明させてグイグイと引き込むシナリオが好みです。短めの尺であらゆるシーンに無駄がないタイトな仕上がり。物悲しさを携えたテーマは単純なB級にあらず、一段上のカルトホラーに昇華した理由もよく分かる。おぞましくも愛嬌すら漂わせるお兄さんの造形もグッドです。ダブルミーニングなタイトルもセンスがあります。
ニッケ

ニッケ