亡くした側の喪失と亡くなった側の見守るしかないもどかしさをビジュアルで観させられるのが切ない。
触れ合うことが出来ないからこそ濃密に触れ合う“ろくろ回し”のシーンが後から効いてくる。
死んだ状態でいかに彼女を守って犯人に復讐するか、というエンタメ映画の展開になっていっていくので、細かい伏線回収やゴースト設定を活かしたコミカルな描写もあって、泣けるだけでなく結構笑える。
ゴーストが巻き起こす事も、視点によってホラーになりコメディになりラブストーリーになったり様々に描かれていて秀逸。
SAMSAMSAM‥‥とかはシーンだけ切り取ると死ぬほど怖いのにこの映画では爽快なシーンになる。
ウーピー・ゴールドバーグがシスターと会話してるとニヤけちゃう。