真っ黒こげ太郎

アイランドの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

アイランド(2005年製作の映画)
4.5
近未来(ってか来年ジャン!)、大気は汚染され、人々はコロニーで暮らしていた、しかしそのコロニーには驚きの事実が…(まあ序盤でわかるけど。)

ローランド・エメリッヒ、レニー・ハーリン、と並ぶ超絶破壊王、マイケル・ベイ監督作ということで、言うまでもなくドンパチ成分補給のために観ました。(偶然にも主演の人が最近見たファミリー映画の主役をやってた人でビックリした。こんなアクション大作にも出てたんだね。)

前半は、以外にも比較的(ベイの映画にしては)真面目なSFサスペンス物で、派手なアクションシーンは少なめ(ないわけじゃないけど)。
しかしながらストーリーは分かりやすく、内容も面白かったです。

後半からは待ってましたとばかりにでは車が凄まじい勢いでぶっ壊れるチェイスシーン展開されたり空飛ぶバイクのチェイス等が展開され、ドンパチ成分を補給出来ました。

終盤はまた比較的(ベイの映画にしては)静か目な展開になりましたが、スリリングな展開に釘付けになりました。(ジャイモン△。)

話だけ見るといくらでも哲学的でテーマ性に富んだお話にできそうですが、そんな小難しい話にせずド派手な娯楽性のある大作に仕上げたベイさんは流石と言わざるを得ない。
真面目なテーマを期待して観た人は酷評してるみたいですがそんなもんはドキュメンタリーでも抱き合わせでレンタルすればいいんですよ(オイオイ)。そもそも監督が破壊大帝ベイトロンな時点で気付け!(コラ!)

終盤少し息切れしたりベイにしては少し大人しめな部分はあるけど、ドラマもアクションもちゃんと両立したベイらしい快作。