ちゃ

アイランドのちゃのネタバレレビュー・内容・結末

アイランド(2005年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます


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2019年、大気汚染に侵され地上で住めなくなった人間たちは、隔離された場所で生活していた。生き残った人たちにとっての唯一の希望は、地上最高の楽園「アイランド」へ行くこと。主人公であるリンカーンは、ある日ふとしたことから、この都市空間の真実を知ってしまう。

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ストーリーとしては、ありきたりなものだったかな。予想はできる感じ。普通のクローン人間の設定とは違い、予備臓器として造られたというのは面白いなと思った。自分たちがクローンだと気づいてしまったリンカーンとジョーダンは施設から脱走し、所有者に会いにいったり、何とかして生きたいという思いが強く伝わってきた。2時間で割と重めだったけど楽しく観られた。だんだんと感情に目覚めて、恋だったり体に触れ合う喜びを感じているシーンはとてもいいなと思った。

腑に落ちない点もそれなりにあったから、残念。
リンカーンの夢については、まず一生懸命手動かして船書いてるのはいいけど、その手の動きと書いた船の大きさが違いすぎてびっくりした。細かいところ気になる…。あとはさすがに所有者の記憶が残っているという設定が無理ありすぎた気がする。船を覚えているのは、色々な伏線になっていいと思うけど、バイクや車に乗れたりするのは少し強引かな。ビルから落ちたのに生きてるのもやばい。
今まで敵だったローランも、なぜあの場面で協力したかの伏線が欲しかった。ただの心変わりなのか、ジョーダンに何らかの感情を抱いていたのか、そこが知りたかった。
最後の終わりも、クローンのみんなを助けて終わったが、もっと続きを描いてほしかった。助かったみんなはどうなったのか、バイオテック社は健在なのか、リンカーンとジョーダンは???その後は想像にお任せします〜なのかは分からないけど、もう少し描いてくれた方が綺麗な終わり方になるんじゃなかったかな。綺麗は綺麗だけど、今のままだと疑問点やモヤモヤがぬぐい去れなかった。

個人的に、ショウニー・スミスがちょろっと出てきて「おっ」てなった(笑)ソウ以外で初めて見た(笑)
ちゃ

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