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ボーイズ・ドント・クライのkanjiのレビュー・感想・評価

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)
3.7
90年代を代表するLGBT映画。しかも実話。
性同一障害のブランドンは身体は女で頭は男。身体が女である事を隠して男として街を出るブランドンはラナと出会い生活が一変するお話。

やっぱりこの手のアンダーグラウンドな作品は音楽が良いですね。題名の元ネタがThe Cureの「Boys Don't Cry」って予想してたのでいつ流れるかなと。ラナに身体が女である事を認めてもらい刑務所から出るシーンで流れて鳥肌。あのシーンで始めてブランドンは"男"になったのだと。曲を通して感じました。
後冒頭のThe Carsの「Just What I Needed」も良い味出てます。

時代の影響もあり認めてもらえないブランドンが可哀想ですがきちんと男らしく強い意志がありかっこいい。
そしてまあ見た目は女の子だけあって美少年。あと声を使い分ける演技力も素晴らしい。悲しいラスト。ジョンとトムが憎いやつです。
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