母性のイケイダーのネタバレレビュー・内容・結末

様々？な母性(ルミ子の実母とルミ子、ルミ子と清佳、清佳と？？？、ルミ子の義母と義母の娘の律子、ルミ子の義母とルミ子、仁美と哲史)が織りなす物語かなと。母性というよりはその関係性のほうがしっくりくるかな。
その母性はどのように生まれたのか、そもそも人に真の母性はあるのか？
というような感じで、母性について考えさせられる話でした。
自分に注がれる愛はどこから来てるものなんだろうって考えはじめると少し怖く感じました。
でも母も娘であり、普通の人であるんだよねっていう当たり前のことを気付かされる。

映画としては母と娘の真実から構成されており、
最初は母の戸田恵梨香をちょっと、、、娘の永野芽郁かわいそうだなと思いつつ、
途中から娘の永野芽郁から語れる真実は本当に真実なのか？とだんだんと思わせる構成が面白い。
そしてこの話は何が真実なのかをぼやかせるのはいい終わり方だなと思いました。
個人的には戸田恵梨香の母親である大地真央の真実も見てみたかったなー。


個人的にちょっと淡々とし過ぎかなとも。。。
これはおそらく告白のような劇的な展開があるのでは？と予告を見て思っていたので、それが本編を見ると肩透かしを食らう感じで、物足りなさに繋がったのかも。
前情報なしだと、見た後の満足感がまた変わったのかもなー。