ロアー

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのロアーのレビュー・感想・評価

4.2
実写「アラジン」観た後、無性にガイ・リッチー監督らしいガイリチ映画を観たくなったので、原点に返ってマイ・ファースト・ガイリチ作品なロクストを再鑑賞✨

「アラジン」の監督が決まった時「あのガイリチがミュージカルだと?」と思った人が、世界にどれほどいただろうか😂

ガイリチと言えばチンピラ。チンピラと言えばガイリチ。ガイリチの手にかかったらあのホームズもキングアーサーもチンピラ化した!と、常に公言して憚らない私なので、今回もてっきりアラジンがもっとチンピラ化してくると思いきや🤣まあ、チンピラと言ってもアラジンはダイヤの原石だったし、ディズニーの魔法が掛かってるし。でもダイヤを盗む側のチンピラの方がやっぱり監督っぽいな~とつい感じてしまったのが無性にロクストを観たくなった理由。「アラジン」はとっても良かったけど、あれと通常のガイリチ作品とは別物として考えた方がよさそう😂

そもそも「アラジン」を気に入ってこの監督の作品他にも観てみよ~ってなった人、おそらく耳馴染みのある「シャーロック・ホームズ」辺りから入るんじゃないかと思うけど、観たら絶対、あれ?思ってたのと何か違う・・・そもそも自分が知ってるホームズとも違う、ってなるに違いないと思うんだけど。🤣逆に他作品を観てきた側からすると、「アラジン」観た後、ガイリチに対して「何お前、急にイメチェンなんかしちゃって」と、高校生デビューしてきた同級生に対して、からかいつつもぬぐいきれない戸惑いみたいなのを感じてしまう気がする。この感情、エドガー・ライトが「ベイビー・ドライバー」出してきた時も、ちょっと味わった😅

さて、前置きがメインみたいになっちゃったけど、ロクスト本編について・・・10年以上前に観たので、ほとんど内容忘れてた💦いつかDVD買おうと思ってたくらい好きだったし、ドラマ版の方も全部観たのになぁ・・・社会人になった今、近々全部揃えたい✨
とにかく、こういう登場人物たちが交錯して思いがけない展開を迎える伏線映画大っっっ好き💕
チンピラ風の個性的なキャラたちを観てるとああ、これがガイリチ映画だって安心するし(笑)
会話のやりとりも面白いし、テンポもいいからグイグイ引き込まれてどんどんストーリーが進んでいく。観終った後、小気味いいとかスカッとした気分になれる良い映画😆
ガイリチ映画の中では、いまだにダントツで今作が1番好き💕
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