ネオねお

金の糸のネオねおのレビュー・感想・評価

金の糸(2019年製作の映画)
3.5
79歳の誕生日に誰もおめでとうって言ってくれない孤独な赤毛の元作家が主人公。
監督はなんと91歳のラナ-ゴゴゼリベ

金継ぎって日本の技術があることをこの映画で知りました。ただ映画ではチラッとそういう技術があるということが語られるだけですが、遠い異国の老人が知ってるのに、日本人である自分が知らないのは恥ずかしい。

ジョージアという国の首都トビリシ
実は、ロシアがウクライナに侵攻したという今に過去の話だがタイムリーな話。
かつてジョージアはロシア語でグルジアって呼ばれた国でした。

娘の義母がアルツハイマーになって一緒に暮らすことになってしまうけど、アルツハイマーって素敵な単語ねっていってこの言葉だけは聞き取れました。アルツハイマーって世界共通語なんですね。ちょっと語源を調べたくなりました。

誕生日に当たって40年前の黒いドレスを引っ張り出して着ていた主人公をみて、30代の服って未だに私も持ってるけど、おばあちゃんになって着れたら素敵ね。
同じエレナという名前のひ孫にもう歩けなくなってしまった通りの絵を描いてもらって飾った絵も素敵な絵でした。
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