かおり

めぐりあう時間たちのかおりのレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
3.9
3つの時代を生きる女性たちの話。すべてがリンクしていて、終盤の事実にハッとする。
自分の居場所が分からず自殺を試みたローラ。誰もが幸せそうな生活をしていると思っていたものの、彼女はその生活を「死」と感じていた。
幼い2人の子供を置いて出て行くことを「生を選んだ」と言った。
同じ母としてとてもそんなことはできないけど、自由のない生活を死と思う人は他にもきっといるんじゃないかな。
エンドロールが流れてからふと涙が流れるような、重いけど心に残る作品だった。
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