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めぐりあう時間たちのorimarksのレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
4.6
ずっと気になっていた映画。
期待していたけれど期待以上でした。

三人の女性達の1日が一冊の本を通して絡み合い、交錯し、対比され、響きあいます。

幸福や笑顔といった薄っぺらなベールをまとっているものの、心の中では苦虫を噛み締めるように日々を潰しながら生きている、それぞれの時代の女性達。

彼女達の人生と女優達の名演が重なって、心苦しくも美しい、余韻の残る映画でした。
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