おじょー

めぐりあう時間たちのおじょーのレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
3.5
難解でした。

1923年、英国。
『ダロウェイ夫人』の作者であるヴァージニア・ウルフをニコール・キッドマンが演じる。

1951年。
ロサンゼルスに住むローラをジュリアン・ムーアが。

2001年。
ニューヨーク、マンハッタンに住むクラリッサをメリル・ストリープが。


鍵となるのはイギリスの小説家ヴァージニア・ウルフが書いた『ダロウェイ夫人』という小説。

小説『ダロウェイ夫人』がそれぞれ違う時代を生きた3人の女性を結びつける不思議な物語。

オープングでひとりの女性が入水自殺を図るなにやら不穏な始まり…。

この作品に終始漂っているのが不穏感。

幸せとは何かを問う作品なのかなと。

真っさらな状態で観たので、点と点が繋がって行くにつれ集中して見入ってしまった。

明るさや幸福感は感じない作品なのですが、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、この3人が1つの作品で観れるのは見応えがあった。

ニコール・キッドマンの演技が特にすごい。
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