難解でした。
1923年、英国。
『ダロウェイ夫人』の作者であるヴァージニア・ウルフをニコール・キッドマンが演じる。
1951年。
ロサンゼルスに住むローラをジュリアン・ムーアが。
2001年。
ニューヨーク、マンハッタンに住むクラリッサをメリル・ストリープが。
鍵となるのはイギリスの小説家ヴァージニア・ウルフが書いた『ダロウェイ夫人』という小説。
小説『ダロウェイ夫人』がそれぞれ違う時代を生きた3人の女性を結びつける不思議な物語。
オープングでひとりの女性が入水自殺を図るなにやら不穏な始まり…。
この作品に終始漂っているのが不穏感。
幸せとは何かを問う作品なのかなと。
真っさらな状態で観たので、点と点が繋がって行くにつれ集中して見入ってしまった。
明るさや幸福感は感じない作品なのですが、ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、この3人が1つの作品で観れるのは見応えがあった。
ニコール・キッドマンの演技が特にすごい。